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エコツールのコラム集
COLUMN
2022.09.29

必読!チップソーカッターの基本的な使い方!

チップソーカッターとは?

一見するとディスクグラインダーとも似ており、「もっと強力なバージョン」といった印象もあるチップソーカッター。それだけに使用する際には使い方に注意が必要です。

ハンドグラインダーの「グラインダー」は「研磨機」といった意味なのに対して、こちらは「カッター」。もっぱら切るために作られた工具です。そのため使用する時だけでなく、保管などの際にも慎重な取り扱いが求められます。

なお、チップソーの「チップ」とは刃の部分に取付けられているものです。刃先にチップを取り付けることによって、硬いものを切断したときに摩耗するのを防ぎ、長い間切断力を維持することが可能になっています。

チップソーカッターのメリットは?

使い方について知る前にこの工具のメリットについて確認しておきましょう。ポイントは「金属をきれいに切断できる」「早く切断ができる」、そして「作業中に生じる火花が少ない」ことです。とくに2つ、3つ目は使い方とも密接に関わってくるので覚えておいて損はないでしょう。早く切断できるのは便利である一方、ついつい気が急いて危険な使い方をしてしまう恐れがあります。火花が少ないのは火花が飛び散って引火する危険が少なくなるので、作業を行うスペースや環境と深く関わってきます。また、きれいに切断できるので作業後のバリ取りなどの面倒が少なくなるのも魅力です。

注意したいのはディスクグラインダーです。切断する際には火花はある程度多く出すように切った方がうまく切れますが、チップソーカッターの場合は逆に火花をできるだけ出さずに切っていくことが求められることです。ですから両方の工具を使う人は、両者の使い方に大きな違いがあることを必ず踏まえておきましょう。ディスクグラインダーを使うつもりでチップソーカッターを使ってしまうとうまく切れないだけでなく、いろいろな問題を抱えてしまう恐れもあります。

じつはチップソーカッターで火花をたくさん出してしまうと、素材に焼きが入ることで硬くなってしまうのです。その結果切りにくくなるだけでなく、チップそのものの摩耗が早まってしまいます。しかも本来なら必要ない力をこめることになるので、モーターに負荷をかけてしまう恐れもあるのです。火花が出たほうがいかにも切れている印象があり、ついつい調子に乗って力をこめてしまいがちですが、チップソーカッターに関してはこれはNGなのです。

まず使用する環境を整えよう

安全に使用するうえではまず使用環境づくりが重要です。火花はあまり出ないとはいえ、やはりゴーグル、サングラス、防護メガネなど目と顔を保護するものは必須です。あと手袋も忘れないようにしましょう。そして周囲に人がいないことを確認しておくこと。とくに小さいお子さんがいる家庭ではこの点がとくに重要になってくるでしょう。近くに人がいないことを確認するだけでなく、作業中は近寄らないよう、家族に伝えておくなどの配慮もほしいところです。作業中に不用意に人が近づくとその人が危ないだけでなく、驚いて手元が狂ったことで作業している本人にも危険が及ぶ可能性があります。

作業台に余計なものが置かれていてゴチャゴチャした状態になっていないかも確認し、体の向きを変えやすく、腕・肘を動かしやすいすっきりした状態で作業できることも重要です。

ゴーグルや防護メガネは単に火花が顔に当たるのを防ぐためではなく、粉塵を避ける目的もあります。頻繁にチップソーカッターを使っている環境で粉塵を吸い込み続けていると、呼吸器系の疾患が生じるリスクが高まります。ですから目を保護するだけでなく、呼吸器を保護するためのマスクも必ず用意しておきます。基本的にどんなマスクでもよいですが、防塵性能に優れたものが理想的です。

そして粉塵が作業をしている空間にたまらないようにするためにも、定期的な換気を心がけましょう。なおゴーグルに関しては作業中に欠けた素材が顔に飛んできたときにダメージを防ぐ役割も持っています。

あとは安全カバーを必ずつけた状態で使用すること。うっかり指で刃に触れたりするのを避けるのはもちろん、これも作業中に生じた破片が作業者に飛ぶのを防いだり、粉塵が空気中に飛散するのを和らげるのに役立ちます。

注意しておきたいこと

チップソーカッターの使い方において、もっとも注意が必要なのはキックバックの現象です。これは切断していた素材に挟まった刃の回転が急速に低下したり、本来の回転とは逆方向に回転してしまう現象です。金属など硬い素材に刃を差しこんで作業する際に起こりやすい傾向があります。

このキックバックで注意したいのは、刃の回転に異常が起こることで反動の力が生じ、刃や素材が作業者に跳ね返ってくる恐れがあることです。作業員がひっくり返る、バランスを崩す程度ならよいですが、刃が体に触れて大怪我をする、などといったことは絶対に避けたいところです。

そのためにも作業を行う際にはゆっくりと切断していくようにすること、力を過剰に込めすぎないことがが大事です。先程少し触れたようにチップソーカッターは金属を早く切断できるのが大きなメリットですが、あまり急いで切断しようとするとキックバックの現象が起こりかねません。あくまで適切なペースを守って作業を行っていくようにしましょう。基本的には刃は軽く当てる程度で十分です。

また作業を開始する前には必ず試運転をしておきましょう。スイッチを入れていきなり素材に刃を当てるのではなく、空の状態でしばらく回転させることで正常に動作するか、どこかに異常がないかを確認するのです。

DIYにおいてこのチップソーカッターはそれほど頻繁に使う工具ではないでしょうから、しばらく使わずにいた間に何か異常が発生している可能性もあります。もし異音がする、振動がいつもと比べて少しおかしいといった異常を感じたら使用を中止し、メーカーや購入した店舗などに問い合わせて見るようにしましょう。

とくに異常な振動は要注意、もし作業中に不意に大きな振動が発生すると手元が狂って大怪我をする恐れもあります。後は安全カバーなどがきちんと機能しているかもチェックしておきます。

また、一度の作業に時間がかかる場合、途中で休息を挟むようにしましょう。この休息は作業する人のためだけでなく、チップソーカッターのモーターのためでもあります。あまり長時間使い続けているとモーターの温度が上昇して故障の原因となるため、適度に休憩を挟んで冷却させる必要があるのです。

この作業の中断・休憩に関しては、一般的に1分程度が目安とされています。1分以上続けて切断作業を行う場合にはいったんスイッチを切って10~20秒ほど中断しましょう。

それから高速回転する刃で硬いものを切断していくため、切断直後の切断面は高温になっているので不用意に触れないように気をつけましょう。火傷や怪我をする恐れがあります。とくに素手で触るのはぜったいにNGです。

そして作業終了後は電源スイッチを切るのはもちろん、コンセントも抜いておきましょう。コンセントを差したままだと思わぬ拍子にスイッチが入って怪我をしてしまう恐れもあります。

まとめ

このようにチップソーカッターは強力な工具ということもあって、取り扱いには危険な面も見られます。一方で正しい使い方で活用すればそれほど難しくなく、日常のDIYにも役立ってくれる便利な工具になってくれるでしょう。基本的な使い方のポイントを踏まえ、あとは作業を繰り返して扱い方に慣れていくことが重要です。

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