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エコツールのコラム集
COLUMN
2024.03.14

石膏ボードアンカーとは?使い方まとめ

石膏ボードアンカーとは何なのか、使い方についてまとめました。
石膏ボードアンカーの使い方をマスターして、家の壁に重いものを取り付けたい。壁に取り付けているものを強化したい!そんな時に役立つ情報をご紹介します。
部品の選び方をはじめ、抜けた時のやり直し方、注意点などについても触れているのでぜひチェックしてみてください。

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石膏ボードアンカーとは?種類や選び方について

石膏ボードアンカーとは、家の壁に飾り棚や家電などを取り付ける際に使う部品のことを指します。最近の日本の住宅では、壁や天井に石膏ボードを使用している場合がほとんどです。その素材に対して飾り棚や家電などの重いものを取り付けようとすると、通常のネジや釘では重みに耐えることができず、穴がグラグラになり抜けてしまいます。

そこで活躍するのが石膏ボードアンカーと呼ばれる部品です。石膏ボードアンカーのしくみはいくつかありますが、石膏ボードの壁に打ち込むと部品の先端が壁裏の中空部で広がり、アンカーが食い込む。もしくは、壁裏で支えることで、力が分散されてしっかりと固定されるものが定番です。

また、石膏ボードの厚みには種類があります。厚みに応じた石膏ボードアンカーを選ぶ必要があるため、ご自宅の壁に合った部品を用意して、飾り棚や家電などを取り付けていきましょう。

石膏ボードの厚みについて

石膏ボードの厚みは9.5mm・12.5mm・15mm・21mmの4種類です。この中で半数以上を占めるのが12.5mm・15mm・21mmの3種類です。
ご自宅の壁の厚みを調べる方法は、コンセントやスイッチのカバーを外すことでわかります。カバーは手で外せるので開いてみましょう。内部では壁の側面が見えるので、厚みを定規で測ってください。

石膏ボードアンカーの選び方

石膏ボードアンカーはさまざまな仕様のものが販売されています。製品により使い方・付け方・耐荷重が変わるほか、素材によっては壁に打ち込んだ後に目立ちにくいものなどもあります。製品を選ぶ際はドリルなどで下穴を開ける必要があるかどうか、石膏ボードの裏側が中空・中空ではないものどちらに対応しているかを確認して購入するようにしましょう。

ねじ込みタイプ

ねじ込みタイプは、ドライバーで回しながら直接石膏ボードに埋め込む方法。使い方が簡単です。壁の内部でアンカーの先が開くので、しっかりと固定されます。

グリッパタイプ

ドライバーで回しながら直接石膏ボードに埋め込んでいき、ネジの太さに合わせて先端が4つに開いてしっかり固定されるものがグリッパタイプです。壁をあまり傷めることなく打ち込むことができるのが特徴。

打ち込みタイプ

打ち込みタイプは先端が開脚式になっており、壁内の空洞で開くことでしっかりと固定される仕様です。ドリルなどで下穴を開けた後、ボードアンカーを穴に差し込んで首下の爪が壁に隠れるまで軽く叩き込んだら、最後にネジを回して締め付けることで固定されます。(製品によっては下穴が不要のものもあり)

トグルタイプ

トグルタイプは別名「トグラー」とも呼ばれ、樹脂でできています。ドリルなどで下穴を開けた後、トグラーの脚をたたんだ状態で壁の裏面まで差し込んだら、付属のピンを差し込んで脚を開きます。

選び出すのが難しい時は

基本的に石膏ボードアンカーは、あらゆる使い方に対応しています。選ぶのが難しい時は、パッケージに書かれている用途を確認しましょう。例えばエアコン用に石膏ボードアンカーを使いたい時は、「エアコンボードアンカー」と書かれているものを選んでおくと間違いありません。

石膏ボードアンカーで取り付けられるものの例
壁掛けテレビ・天井の照明・カーテンレール・手すり・タオル掛け・トイレットペーパーホルダー・飾り棚・鏡・棚受けなど

石膏ボードアンカーの使い方

石膏ボードアンカーの使い方について解説。

取り付けたい位置の下地の有無を確認する

石膏ボードアンカーの使い方をご紹介するにあたり、まずは壁の裏が中空であるかどうかを確認する必要があります。柱や下地があるとボードアンカーが貫通しないので、これらがある部分は避けなければなりません。壁の裏が中空であるかどうかを確認する方法は3パターンあります。取り入れられそうな方法を試して、石膏ボードアンカーを取り付ける位置を決めてください。

1,壁を叩く
壁を軽くノックし、「コンコン」と空洞があるような軽い音の響きがあれば、そこが中空部で石膏ボードアンカーを打ちつけることができます。柱や下地があると「ゴンゴン」と重く鈍い音がします。

2,ピンを刺す
下地を探す専用の測定ピンが販売されているので、そちらを使う方法があります。測定ピンは細い針でできており、石膏ボードであれば奥までしっかり刺さります。柱や下地があれば奥まで刺さらないので、すぐに判断ができるでしょう。

3,下地センサーを使う
下地センサーといって、壁の裏が中空かどうか、柱や下地があるかどうかを確認するセンサーが販売されています。壁の厚みに合わせて製品を選びましょう。下地の確認が難しい初心者におすすめです。

下穴を開ける

石膏ボードアンカーは製品によっては、下穴を開ける必要があります。この場合は電動ドリルを使って穴を開けます。製品に記載の直径サイズに従い穴を開けてください。

石膏ボードアンカーを取り付ける

石膏ボードアンカーをドライバーで壁の奥までねじ込み、取り付けます。ここではインパクトドライバーなどを使用せず、ハンドドライバーで締めていきましょう。打ち込み式などを使用する場合は、締めすぎると石膏ボードに食い込みすぎて壁の強度が低下するため、適度なところで止めてください。

上からビス(ねじ)を取り付ける

最後に石膏ボードアンカーの上からビス(ねじ)を取り付けて、使い方に関する解説と作業は完了です。

石膏ボードアンカーの耐荷重はどれくらい?

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石膏ボードアンカーの耐荷重は、商品に記載されています。最大引き抜き強度として、単位が「N(ニュートン)」や「kgf(キログラムフォース)」で表記されているものに関しては、基本的には「kgf=kg」と考えて問題ありません。

ただし、最大引き抜き強度が3kgだからといって3kgのものを固定できるわけではありません。無理な使い方をするのは控えておきましょう。あくまで条件が揃ったときの最大値のため、最大引き抜き強度よりも余裕を持たせる必要があります。

石膏ボードアンカーのやり直しはできる?抜ける時は?外し方についても

石膏ボードアンカーを装着するにあたって、よくある疑問について解決策をご紹介します。

石膏ボードアンカーの取り付け作業はやり直しできる?

石膏ボードアンカーの取り付け作業を行っていたものの、やり直したい。そんな時は、別の位置にまた穴を開けることをおすすめします。開けてしまった穴は、石膏ボード専用のパテを購入して埋めることができます。

どうしても同じ場所へやり直ししたい場合は、ねじ穴のグラつきを補修するパテを使います。取り付ける物の耐荷重や状況にもよりますが、そちらを使うと再度同じ場所へ取り付けられる可能性があるので、試してみてください。

【DIY】石膏ボードの穴埋めにおすすめのパテ5選!

石膏ボードアンカーが抜ける時は

一度取り付けた石膏ボードアンカーが月日を経て抜けるようになってしまった場合は、石膏ボードに下地を作ることができるグッズを活用しましょう。よくあるものはスポンジと硬化剤がセットになったものです。使い方は、穴に付属のスポンジを詰めたら硬化剤を染み込ませます。するとそこが下地になり、再度しっかりとネジが入るようになるというもの。穴が空回りしてしまう時などにも最終手段として知っておくと安心です。

石膏ボードアンカーの外し方

石膏ボードアンカーを外すにあたって、開いた傘を閉じることが重要です。まずは穴よりも径の小さなプラスドライバーを穴の奥に差し込み、カナヅチで軽く叩きます。ラジオペンチで頭部を引くと、傘が少し閉じてアンカーと壁との間に隙間ができます。

この時点で抜けるものもありますが、抜けなければウォールアンカーそのものの構造を確認し、パーツを分解する方法を考えましょう。パーツ同士が簡単な溶接で引っ付いている場合は、接合部分をねじ切ることで取り外すことができます。最後に、壁に開いた穴は石膏ボード用のパテを活用して穴埋めを行いましょう。

賃貸の壁に穴を開ける際の注意点について

賃貸の物件の場合、退去する際に借りた部屋を原状回復させる義務があります。そのため、石膏ボードアンカーを壁に取り付けてもいいかどうかに関しては、取り付ける前に貸主に相談をしておくことをおすすめします。万が一穴を開けていることが見つかった場合、退去時に修繕費がかかるなどトラブルの元になる可能性があるので注意しましょう。

石膏ボードアンカーはどこで買える?

石膏ボードアンカーはホームセンターで取り扱いがあります。ネット通販サイトであれば確実に手に入る上、豊富な製品からぴったりなものを選び出すことも可能。また、最近では100均でも製品展開があります。100均の場合はねじ込みタイプが中心で、壁にちょっとした飾りをつける程度であれば十分活用できるのでおすすめです。ぜひチェックしてみてください!

まとめ

今回は、石膏ボードアンカーやその使い方について紹介しました。
石膏ボードアンカーとは、家の壁に飾り棚や家電などを取り付ける際に使う部品のことです。
このコラムで紹介した、石膏ボードアンカーの選び方や使い方をぜひ参考にしてみてくださいね!

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