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エコツールのコラム集
COLUMN
2022.06.30

個人向けの発電機とは何か種類を解説

発電機とは何か、個人で使う場合の選択肢は

発電機とは、燃料により内部のエンジンを回転させ、電気を発生させるための機械です。コンセントがない場所で何かしらの機器を使用したい場合や、停電時の電力対策など、様々な用途で用いられています。業務用として使われる大きな製品から、主に個人が使うコンパクトなものまで多くの種類があるため、どの発電機を選べばよいか分からないという悩みが生まれがちです。軽油を燃料とする大型のディーゼル発電機、カセットガスやLPガスを燃料とするガス発電機などの種類がありますが、個人の場合、ガソリンを燃料とする小型の発電機を購入するのが一般的です。

発電機を購入する前に必ずチェックしておきたい項目が周波数で、日本は静岡県の富士川を境に、東西で電気の周波数が異なります。50/60hzと記載されている家電は場所を問わず使えますが、50hzと記載されている家電は東日本のみ、60hzと記載されている家電は西日本でしか使えません。ガソリンで動かすタイプの発電機は周波数の扱いにより大きく3種類に分けられますが、家電への使用を考えているのであれば、周波数の確認は欠かせません。

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小型発電機とはどのような製品なのか

インバータ発電機とは、現在のところ最も主流で、電気の周波数を切り替えられる発電機です。コンセントから得られる電気は交流で、交流の状態のまま電圧と周波数を変更することはできなくはないものの、現実的ではありません。電圧と周波数を変更する目的で、交流の電流を直流に変換して、交流に再度戻すシステムが広く用いられており、広義のインバータでは電圧や周波数を変えるための装置全体を指します。厳密には、内部にある直流を交流に変換させる回路がインバータなのですが、交流を直流に変換させるコンバータなどを含めた装置全体のことをインバータと呼ぶのが一般的です。

インバータ発電機は名前の通り、電圧や周波数を変更するためのインバータが搭載されているので、住んでいる場所を問わずに使えるのが魅力です。また、インバータ発電機は他の発電機とは違って、インバータの効果により安定した波形の電気が生み出されます。他の発電機で作られる電気は波形が安定していないため、パソコンなどの精密機器につなぐと、周波数が合っていても正常に動かなかったり、壊れたりする恐れがあるのです。

インバータ発電機以外の発電機でトラブルを起こす恐れがある機器として、パソコンなどの精密機器の他、マイコンにより制御されている電子レンジ、IH炊飯器などが挙げられます。スマートフォンや、リチウムイオンバッテリーを使用している機器をインバータ発電機以外で充電することもNGです。そのため、これらの精密機械を発電機につなぎたいのであれば、インバータ発電機を選ばないといけません。

汎用性の高さから、個人で発電機を購入するのであればインバータ発電機が有力候補なのですが、いくつかデメリットもあります。残念ながら、現在のところインバータ発電機は価格が高めです。トラブルを起こす恐れのある機器を使用しないのであれば、安い他の発電機を選ぶという選択もあります。また、エンジン音が大きい製品が多く、騒音対策とセットでないと使いづらい場合もあります。

スタンダード発電機とは、インバータの機能こそないものの、仕組みがシンプルでコストパフォーマンスの面で優れている発電機です。デメリットとしては、周波数を変えられない点、精密機器やマイコン制御の家電に使えない点が挙げられます。また、スタンダード発電機はフレームタイプと呼ばれる、原動機が剥き出しの製品が多く、インバータ発電機より騒音の問題が起こりやすいのも難点です。先に書いたように、インバータ発電機にもエンジン音の問題はあるものの、カバータイプと呼ばれる発電機全体が覆われた製品が主流なので、スタンダード発電機と比べて騒音はやや抑えられています。

スタンダード発電機はデメリットを多く抱えているものの、一方でメリットも多く、インバータ発電機と比べて割安な上に、電気の無駄も最小限です。インバータ発電機も極端に無駄が多いわけではないものの、インバータの機能などの影響で、どうしても無駄な電気は生まれます。本体の価格が割安かつ、無駄が少ないスタンダード発電機はコストパフォーマンスの面で優れており、先に書いた、使用NGな機器を避けるのであれば大活躍してくれるでしょう。ただ、実際のところはデメリットのせいか、スタンダード発電機は各種の作業現場などで使われることが多く、個人向けとしてはさほど普及していない印象です。

サイクロコンバータ発電機とは、インバータ発電機とスタンダード発電機の中間に位置している発電機です。インバータ発電機と同様に周波数を変えられるため、住んでいる地域にかかわらず使用できます。

また、サイクロコンバータ発電機で作られる電気の質は、インバータ発電機で作られる安定した質の高い電気と、スタンダード発電機で作られるやや不安定で質がよくない電気の中間程度です。もっとも、サイクロコンバータ発電機で作られる電気は、精密機器やマイコン制御の家電に対して使用できるほどに質がよいわけではなく、使用できる機器はスタンダード発電機とほぼ同じです。そのため、サイクロコンバータ発電機はやや中途半端な立ち位置ではあります。

とはいえ、インバータ発電機よりは電気のロスが少なく、本体の価格もそこまで高くはありません。インバータ発電機よりもスタンダード発電機の方に魅力を感じるが、周波数を変えられない点がネックになっている場合、両者の中間辺りの性能を持つサイクロコンバータ発電機も選択肢に入ってきます。

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DIY向けの発電機とは

細かいデメリットこそあるものの、個人向けの発電機としてはインバータ発電機が最有力候補ですが、DIYに適しているとは限りません。コンセントのない場所で電動工具を使いたい場合には発電機が大活躍してくれますが、電動工具を動かすことを目的とする場合、インバータ発電機のメリットがあまり活きません。家電を動かすのであれば、良質な電気を作ってくれるインバータ発電機は頼りになる存在ですが、電動工具を動かす際には電気の質は問われないため、スタンダード発電機による電気の質のデメリットは全く目立ちません。そのため、DIY以外に発電機を使用する予定がないのであれば、スタンダード発電機も有力候補です。一方、停電に備えるなどの、DIY以外の目的に使用する予定があるなら、インバータ発電機の方でないと不都合が出ます。DIY専用か、それ以外の使用目的があるかによって最適な発電機の種類は変わってくるでしょう。

いずれにしても発電機を購入するのであれば、騒音問題は避けて通れません。カバータイプのインバータ発電機は比較的音量が抑えられてはいるものの、それでも気軽に使えるほどではありません。発電機のエンジン音はバイクのそれと同程度の大きさなので、カバータイプにしろ、フレームタイプにしろ、防音対策は必須です。使用する状況によって最適なアイテムは変わってきますが、防音のためのパネルやボックスで発電機を覆うのが基本です。

小型の発電機はメリットも多いものの、それぞれデメリットも多く抱えているので、特徴を知り、じっくり比較検討した上で、最適な製品を選んでください。

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