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コラム

2025/11/19

工具の豆知識

アングルドリルの選び方や用途について解説!

アングルドリルの選び方や用途について解説!

アングルドリルの選び方や用途について解説します。

アングルドリルを購入するにあたって選び方を詳しく知りたいという方向けに、どのような点に注目すべきか詳しく情報をまとめました。

そもそも、どのような用途がある工具なのか?簡単な使い方やよくある疑問のことなどについてもまとめているので、気になる情報があれば参考にしてください。

アングルドリルとは

アングルドリルとは、狭い場所で使うのに適したビス打ちや穴あけ、ネジ締め用の電動工具です。

同じような用途がある工具にハンマードリルや振動ドリルが挙げられますが、これらと比較するとアングルドリルは小型のものが多く、本体をパッと見ただけでも小回りが利くのがわかります。

一般的な電動工具の多くは、頭部分(握ったところ)からビット部分を含めると、L字の折り返しにかなりの幅が出ます。しかしアングルドリルは太めのペンのように、折り返しの幅をほとんど取っていないので、狭い場所にもすんなりと入って作業が進められます。

ただし小さいぶん、パワーはハンマードリルや振動ドリルといった一般的な電動ドリルよりは劣る懸念があります。また、開けられる穴のサイズが小さい傾向にあることから、作業内容に合わせて使い分けられるのが理想です。

また、「アングルドリル」の名を使っているメーカーはマキタです。ハイコーキの「コーナードリル」やパナソニックの「アングルインパクトレンチ」、アネックスの「強靱L型アダプター」といった名がついたものはいずれも同じ用途の電動工具を指します。

そんなアングルドリルですが、製品を購入する際にはどのような点に注目すべきなのか?必要な要素を見落とさないためにも、ここでは選び方について詳しく解説します。選択肢が多く、どれを選べばいいか迷っているようであれば参考にしてください。

アングルドリルの選び方

アングルドリルの選び方について解説します。

寸法

アングルドリルの選び方について考える上で、まず注目したいのが寸法です。「アングルドリル」と名がついている時点でコンパクトではありますが、製品によりサイズ感はさまざまです。限られた隙間で使える工具を探しているようであれば、本体頭部分からビットを取り付けた先までのサイズを確認して選ぶようにしましょう。

チャック

ドリルの先端についており、ビットやアタッチメントを固定する部分のことをチャックと呼びます。この部分にはチャックハンドルを使ってビットやアタッチメントを締め付ける「チャックキー」と、チャックハンドル不要の手締めで締め付ける「キーレスチャック」タイプがあります。

「チャックキー」タイプは、チャックハンドルを使って大きな力で締めつけることから作業中に緩むことがなく、空回りを防ぐことができます。ただし締め付けに専用工具を使うため、交換には時間を要します。

「キーレスチャック」タイプは手締めでビットやアタッチメントを交換することから、素早い交換が可能です。その一方で手で締め付けるため、強い負荷がかかる作業などにおいては緩む可能性があります。

選び方に迷った時は、プロの作業現場においては、しっかり締めつけられる「チャックキー」タイプを。DIYであれば「キーレスチャック」タイプが手軽でおすすめです。

使用可能時間

使用可能時間は、V(ボルト)表記を確認しましょう。10.8V・18V・36V・40V maxといったラインナップがありますが、数値が大きくなるほど長時間の作業に対応します。また、数値が大きいほどパワーがあり、高負荷の作業にも耐えます。DIY用の選び方については、10.8Vまたは18Vもあればじゅうぶんです。

動作方式

アングルドリルの動作方式にはコンセント式・バッテリー式(充電式)・エアー式と3つのパターンがあります。作業環境に合わせて選びましょう。

コンセント式はその名の通り、コンセントに挿し込んで使うタイプで、充電時間を気にすることなく長時間使用できるのがポイント。

バッテリー式は、バッテリーを充電することでコンセントを繋ぐことなく使うタイプです。コンセントの差し口がどこにあるかを気にすることなく使えます。

エアー式は圧縮空気を動力としたタイプで、エアーコンプレッサーを用意する必要があります。電動工具よりも高出力・高トルクを発揮できる傾向があります。

メーカー

アングルドリルなどの工具類は、有名なメーカーや人気があるメーカーのモデルを選ぶと間違いありません。メーカーによりアングルドリルの呼び名は異なりますが、マキタ・ハイコーキ(日立)・パナソニック・ヒルティ・スナップオンなどから、同様の工具が発売されています。

LEDライトの有無

アングルドリルは、狭くて暗い場所での作業を想定しているため、LEDライトが標準で搭載されているモデルが多いです。しかし、古いモデルなど一部のモデルにはLEDライトが搭載されていないことがあります。

作業中に手元を明るく照らす機能が必要であると考えているようであれば、念のためにLEDライトの有無を確認することをおすすめします。

アングルドリルに関するよくある疑問と解決策

アングルドリルに関するよくある疑問を元に、解決策についてもご紹介します。

アングルアタッチメントについて

アングルアタッチメントといって、通常の電動ドライバーなどに取り付けることで、アングルドリル風に使うことができるアタッチメントが発売されています。このアタッチメントは特定のメーカーや機種にしか対応していない場合があるため、購入する際は必ず持っている工具に取り付け可能であるかどうかを確認しましょう。

アングルドリルで大きな穴をあけるには?

アングルドリルで開けられる穴の直径は、一般的に鉄工で約10mm、木工で約25mmまでのモデルが多くを占めています。

これ以上の大きな穴をあけるには、基本的には通常の電動ドリルを使用することが推奨されますが、そもそも寸法がコンパクトな工具でなければ作業ができないという状況である場合がほとんどだと思います。

極稀に、一般的な直径よりも大きなサイズに対応したモデルが発売されていることがあります。店舗では難しいですが、ネットであればそういったモデルを見つけられる可能性があるので、チェックしてみてください。

アングルドリルの使い方について

ここまではアングルドリルの選び方について解説してきましたが、最後にアングルドリルの使い方をご紹介します。使い方の一部は、製品によって異なる場合があります。製品に付属の取扱説明書も併せて確認しながら作業を進めてください。

1, 素材の準備

木材や金属板など、穴をあける位置を決めて印をつけておきましょう。

2, 本体にビットを取り付ける

アングルドリル本体にビット(キリなど素材に合わせた先端工具)を取り付けましょう。この作業において、必ず電源が一切入っていない状態で行ってください。コンセント式であればコンセントは挿していない状態で、バッテリー式であればバッテリーを抜いた状態で取り付けを行います。

「キーレスチャック」タイプの取り付け方

キーレスチャックタイプは、まずはドリルなどのビットをキーレスチャックの奥にあたるところまで差し込みます。続いてリングをしっかり握ってスリーブを回したら、チャックのツメを閉じてドリルを締め付けましょう。これで取り付けが完了します。

「チャックキー」タイプの取り付け方

チャックキータイプは、ドリルチャックの3ヶ所ある穴のうち、1ヶ所の穴にチャックキーを差し込みます。続けて左へ回すと、ドリルチャックの先端のツメが開きます。そこへドリルなどのビットを差し込んで、3ヶ所を均等に締め付けてください。これで取り付け完了です。

3, 作業を開始

コンセントを挿したりバッテリーをセットしたら、アングルドリルの電源を入れて作業を開始します。両手でしっかりとコーナードリルを持ちます。対象物につけた印に向かって、穴をあけていきましょう。

はじめはゆっくりと穴をあけはじめ、安定したら徐々に回転数を上げていきます。

金属に穴をあける場合に関しては、穴をあけたい位置にあらかじめセンターポンチでくぼみをつくっておくことで、先が滑らず安全に穴開けを行うことができます。金属素材への穴あけ時には、キリに切削油を付けて作業してください。

4, 作業完了

作業を終えたら、電源を落としてコンセントを抜いたりバッテリーを外してからビットを取り外しましょう。作業を終えてすぐだと、工具が熱を持っています。すぐには触らず、熱が冷めてから分解してください。

金属用のビットは、切削油をきれいに拭き取ってから保管します。

まとめ

今回はアングルドリルの選び方や用途について解説しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!

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