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エンジンウェルダーとは?他の溶接機との違いや選び方についても解説します。
エンジンウェルダーとは何なのか知りたい。選び方はどうすればいいのかといったことについてもまとめました。
溶接機や発電機についてプロの作業現場においてはもちろん、DIY用に一般家庭で購入することはあるのかどうかといったよくある疑問についても触れています。気になることがあればチェックしておいてください。
エンジンウェルダーとはエンジンを動力とした溶接機を指します。鉄やステンレスといった金属材料を溶接をするときに使うもので、「エンジン溶接機」や「ウェルダー」と呼ぶこともあります。
エンジンウェルダーとはコンセントのない場所でも手軽に使えるメリットがあり、電源のない屋外の工事現場や建設現場などでも溶接作業が可能です。アーク溶接(融点以上の熱を接合部分に与える際にアークと呼ばれる放電現象を利用する溶接方法)には多くの電気が必要ですが、屋外で溶接を行う場合に、通常の発電機では電力が追いつかないことがあります。そこで活躍するのがエンジンウェルダーです。
そういった背景から、多くのモデルが溶接目的としての使用だけでなく一般の交流電源(コンセント)も取り出せるようになっており、電気製品を繋ぐ電源としても利用できる「発電機兼用タイプ」が主流となっています。エンジンウェルダーが一台あれば、災害時などの非常用電源としても役立つでしょう。
まずはエンジンウェルダーとは何なのかについて解説しましたが、他の溶接機とは何が異なるのか?違いについて次の項目で解説します。
エンジンウェルダーとは「エンジン」を動力とした溶接機です。そのため、電源方式が異なる溶接機が比較対象として挙げられます。ここではもう一度、エンジンウェルダーの特徴も併せて違いを比較しておきましょう。
エンジンウェルダーとは、エンジン(ガソリン・ディーゼルエンジン)を燃料とした溶接機です。非常に高出力な溶接が可能であることに加え、電源のない屋外での工事作業や長時間の溶接作業に適しています。発電機としても使えるモデルがあり、非常時にも重宝されます。その一方で重いモデルが多く騒音もあり、排気ガスが出ます。
バッテリーウェルダーは、専用のバッテリーをあらかじめ充電しておくことで電源とする溶接機です。別名バッテリー溶接機とも呼びます。リチウムイオン電池か鉛蓄電池がバッテリーに使われており、排気ガスが出ません。動作音が静かで比較的軽く、持ち運びが楽です。ただし長時間の作業には不向きです。
電気式溶接機は、電源(コンセント)から電気供給を行うタイプの電気溶接機です。使用する電源電圧によって使える場所が異なり、100Vタイプは一般的な家庭用コンセントから。200Vタイプは主に工場や作業場といった、電源が確保された場所での溶接作業に使うタイプのもので、安定した電源があれば長時間使えます。その代わり、電源が確保された場所での溶接作業に限られる点に注意が必要です。
両方のコンセントに対応した製品もあり、エンジン式やバッテリー式に比べると機器の種類が豊富です。
これらがエンジンウェルダーと電源方式が異なる溶接機との違いとして挙げられます。次の項目では、エンジンウェルダーの中からどのような製品を選べばいいのか、選択方法について詳しく解説します。
エンジンウェルダーの選び方について解説。
エンジンウェルダーを選ぶにあたって、まずは動力源(燃料)を確認しておきましょう。主にガソリンとディーゼルの2種類あります。
ガソリン
ガソリンタイプは短時間作業に向いています。小型且つ軽量で、持ち運びしやすいです。本体は比較的安い傾向があり、騒音も少ないですが、燃料価格の変動があることから軽油より割高になりがちです。
ディーゼル
ディーゼルタイプは長時間作業や大規模な作業に向いています。軽油を使用するためランニングコストが抑えられ、本体も丈夫です。ただし本体は高価で大型且つ重量があり、サイズや設置場所をよく考えて購入する必要があります。騒音が気になるモデルが多い傾向です。
製品を選ぶにあたり、どのような機能がついているのかといったことについてもチェックしておきましょう。
タイヤがついているかどうか
タイヤがついていると転がして移動させられるメリットがあります。移動予定がなければタイヤは不要ですが、他の作業場やトラックへ積み込むことがある場合には、タイヤ付きかどうかを確認しておきましょう。
騒音対策の有無
エンジンウェルダーは騒音が気になるモデルが多いので、音に関する対策が取られているかどうかをチェックすることをおすすめします。特にディーゼルタイプは動作音が気になることが多いので、防音型を選んでおくと音が抑えられます。
アイドリングストップ機能
自動アイドリングストップ機能といって、作業を中断したタイミングで自動的に停止し、作業の再開時には再始動する機能があります。この機能があれば、無駄な運転をなくして燃料の消費が抑えられる上、エンジンの寿命も延びて経済的です。
エコモード搭載の製品だとCO2の排出量も大幅に減らせるので、環境にも優しく使えます。
溶接作業の品質は、溶接機が出せる最大電流に大きく左右されます。金属に厚みがあるほど太い溶接棒や高い電流を必要とするため、金属の厚さに合わせて選びましょう。厚みのあるものだと、300A以上の出力が求められることがあります。
有名なメーカーの製品であるかどうかに関しても、実は重要な要素です。多くの人に支持されているのには理由があり、人気メーカーの製品は安全性や耐久性が高く、長期間安心して使えます。エンジンウェルダーは新ダイワやデンヨーが人気の傾向です。
エンジンウェルダーとは何なのか、選び方についても解説しました。ここでは、エンジンウェルダーにまつわるよくある疑問と解決策についてご紹介します。
エンジンウェルダーは動作音が大きいことや、排気ガスが出ることなどを考えると、一般家庭で使うことはあまり現実的ではありません。DIY目的であれば、代わりに電気式溶接機(100V電源タイプ)が手軽でおすすめです。
DIYで溶接を行う場合に資格は必要なのかどうかについてですが、個人で家庭用の溶接機を使う場合に関しては、資格は必要ありません。ただし危険を伴う作業ということもあり、知識は必須です。安全に作業を行うためには、作業者講習を受講しておくといいでしょう。
エンジンウェルダーを安く買うには、中古モデルがおすすめです。ネットで検索すると、有名なメーカーの製品が安く手に入る可能性があります。
また、ネットからであれば、レンタルやリースといったサービスを利用する方法もあります。まずは有名なメーカーの製品を取り寄せて実際に使って、よければ後から新品で購入するのもいいでしょう。
レンタルやリースの料金は店により異なります。レンタルに関しては、1日ごとに料金が設定されていることが多いので、確実に使う日を見極めて取り寄せましょう。
エンジンウェルダーは雨が降っている中での使用は基本的に推奨されません。製品を使う前に、まずは必ず取扱説明書の注意事項を確認してください。
そこに「雨の中や湿気の多い場所では使用しないでください」といった旨が記載されているようであれば、注意事項を守って雨の中での使用を避けましょう。故障する可能性があるだけでなく、感電するおそれもあるため、重大な事故に繋がらないよう安全に作業を行ってください。
使用していない間も、本体は濡れないところで保管するようにしましょう。
今回はエンジンウェルダーとは?他の溶接機との違いや選び方についても解説しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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