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エコツールのコラム集
COLUMN
2024.03.07
DIY

コーキングとシーリングの違いとは?種類・やり方まとめ

コーキングとシーリングの違いとは?種類とやり方についてもまとめました。
コーキングとシーリングにはどのような違いがあるのか知りたい、種類を知った上でDIYに活かせるかどうかなど、目地にまつわる情報をご紹介します。
外壁をはじめ、風呂や台所などあらゆる場所で目地の劣化が気になり始めているようであれば、この記事を参考にしてください。

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コーキングとシーリングの違いとは?

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まずはじめに、コーキングとシーリングの違いとは何なのかについてご紹介しましょう。実はこれらの意味には明確な違いがなく、国内では同じものとして扱われています。コーキングやシーリングは何をするものなのかというと、外壁の目地や隙間などを埋めて密封するシール目的で使われ、別名「シール工事」や「シーラント」と呼ぶこともあります。

昭和中期に日本へとやってきたシーリング

遡ること1900年代半ば頃、最初のシーリング材が日本国内へ輸入されるようになりました。これが油性コーキング剤であった名残もあり、今現在コーキングとシーリングのどっちの呼び方も耳にする機会があると言われています。

また、ネットでは「シーリング」と検索をすると、シーリングライトがヒットしてしまうことから、気付けば「コーキング」としていた人もいるのではないでしょうか。

コーキングとシーリングの使い分け

これら2つをあえて使い分けるのであれば、「シーリング」は目地に充填剤を入れることで、防水性や気密性などの機能を発揮させる材料全般のこと。「コーキング」は油性コーキング剤のことを指し、天然・合成・アルキド樹脂等と炭酸カルシウムなどの鉱物質充てん剤を混ぜて作った、ペースト状のシーリング材をイメージするといいでしょう。

用途について

コーキング・シーリングの用途は多岐にわたり、外壁をはじめ室内の壁紙・風呂・浴室・台所・窓・サッシ周りなど家の外から内部まで、あらゆる場所に使われています。主に防水や空気を遮断したり、接着させるような目的で使うため、建設現場ではなくてはならない工程の一種です。

パテとの違い

コーキング・シーリングと似た材料として、パテが挙げられることがあります。コーキング・シーリングはひび割れなど線を埋めていくのに対し、パテは穴を埋める目的で使用します。前者はやや伸縮性のある素材ですが、後者は乾燥後に硬化する特性があります。

どれくらい持つのか

コーキングやシーリングのデメリットは、年数が経つと亀裂が入り、そこから雨水や風が侵入してくることです。寿命は一般的に5年~10年とされていましたが、近年では高耐候の製品が開発されるようになりました。そういったこともあり、目で見て「亀裂が入ってきたな」「劣化してきたな」と思い始めた時が、修理に手をつける時期の目安になります。

亀裂に気付いたら、早めに対処する必要があります。修理は業者に頼むのもいいですが、DIYでどうにかならないかと考える方も多いはず。次の項目からは、コーキングやシーリングの種類や特徴についてご紹介していくので、DIYを検討しているようであればチェックしておいてください。

コーキング・シーリングの種類や特徴について

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コーキング・シーリングの種類や特徴についてご紹介。どの材料が外壁に適しているのか、水回りに合うのはどれなのかなどを確認してください。
また、ここでご紹介するコーキング・シーリング剤のほとんどに色展開があります。白・グレー・黒・茶など、目地まわりの色に合わせて選べるので、材料を揃える際には色にも注目しておきたいところです。

アクリル系

アクリル系のコーキング・シーリング材は、水性で伸びが良く、作業しやすいメリットがあります。比較的安価であるのも魅力でしょう。一方で硬化後に肉痩せしやすい傾向があり、耐候性・耐久性が低いデメリットを持っています。ALCのパネル目地、クロスの下地処理などに使うのがおすすめです。

ウレタン系

ウレタン系のシーリング材は、硬化すると弾力性を持つ耐久性の高さから外壁に適しています。ただし紫外線には弱くホコリが吸着しやすいため、上から塗装する必要があるでしょう。可塑剤などの配合成分がシーリング材の表面に滲み出るのを防ぐ、ノンブリードタイプも展開あり。ALCや窯業系サイディングの目地、窓枠まわり、コンクリートのひび割れ補修にも使われます。

変成シリコン系

変成シリコン系のシーリング材は、ウレタン樹脂を原料としており、耐候性・塗装性に優れさまざまな用途に使用できるメリットがあります。硬化時間が早く、1時間もすれば塗装できるのもポイントです。シリコン系に比べると耐久性が低いことや、ウレタン系よりも密着性が劣る点。他の材料に比べるとやや割高というデメリットを見ても、用途の幅広さに定評があります。ALCや窯業系サイディングの目地、タイルの目地、躯体や板金加工にも使われます。

シリコン系

シリコン系は台所や浴室など水回りの補修によく使われるシーリング材です。比較的価格が安いにもかかわらず、耐候性・耐水性・耐熱性に優れており、コスパ良好です。塗料を上から重ねると弾いてしまうことから、外壁にはあまり向いていません。専用プライマーを下地塗りすることで塗装可能なケースもありますが、基本的には他の用途で使います。水回りはもちろん、窓ガラスまわりの目地、屋根瓦の補修にも使われます。

「1液性」と「2液性」の違いについて

上記ご紹介した4つの種類を元に、更に「1液性」と「2液性」にテクスチャが分かれています。
「1液性」は缶やコーキングガンを使用するタイプがあり、購入後はそのまますぐに使うことが可能。部分補修や施工の箇所が少ない時に向いています。

「2液性」は主剤と硬化剤、溶剤が分かれており、専用の撹拌機で混ぜ合わせてから使います。多くの分量を用意できるメリットがあります。塗装知識や技術がなければ硬化不良を起こす可能性があることから、2液性に関しては業者に依頼しましょう。

コーキング・シーリングはDIYでやっても大丈夫?

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コーキング・シーリングがDIYできるかどうかは、作業量や作業を行う箇所によります。例えば家の中の風呂・浴室・台所などであれば、自分の目線ほどの位置で作業を行うので、DIYは問題なく行うことが可能です。

ところが外壁の場合は、脚立や梯子を使う作業になるので、DIYには向かない場合がほとんどです。高さが2メートルを超える場合は高所作業となり、足場を組む安全措置が必要です。また、外壁となると、シーリング箇所が広範囲に渡ります。作業範囲の広いものは業者に頼みましょう。

コーキング・シーリングの基本的なやり方

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コーキング・シーリングの基本的なやり方について解説します。

用意するもの

用意するものは次の通りです。

  • コーキング・シーリング剤
  • コーキング・シーリングガン
  • マスキングテープ
  • カッター
  • ハケ

いずれもホームセンターやネット通販サイトで購入可能です。コストを抑えたいと考えているようであれば、ハケとカッターは100均でも購入できます。また、ちょっとした修正程度であればコーキング剤も100均で買えるので、チェックしてみてはいかがでしょう!

コーキング・シーリングのやり方

①施工部分の掃除
まずは施工部分の掃除を行います。施工を行う溝に沿ってカッターで切り込みを入れ、古くなったシーリング剤を除去します。ここで可能な限りしっかりと除去しておくのが綺麗に仕上げるコツです。

シーリング剤の密着性を高めるため、そして綺麗に仕上げるためにも、施工部分をハケを使って丁寧に掃除します。また、濡れている場合については、充分に乾燥させてから作業に入るようにしてください。

②下準備
シーリングしたいところの縁周辺をマスキングテープを使ってマスキングします。はみ出してもこのテープがガイド線になるため、真っ直ぐ綺麗に仕上がります。
コーキングガンといって、シーリング剤をセットすることで効率よく中身を吐出する道具があるので、そこへシーリング剤をセットしましょう。

③シーリング剤を充填・ヘラでならす
シーリング剤を施工部分へ充填していきます。充填できたら、表面をヘラでならしましょう。乾く前にマスキングテープを剥がして作業完了です。最後にしっかり乾かしてください。

コーキングやシーリング工事を業者に依頼した時の施工単価について

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コーキングやシーリング工事を業者に依頼した場合、施工単価がいくらになるのかについて。外壁を見本に価格の例を挙げると、新たにシーリングを行う打ち替えの場合は約900~1,200円/mが目安。そのほかに既存コーキング撤去費は約2万円、足場の設置費用は約18~20万円 (※高所は別途必要)が目安です。

既存のシーリングの上から重ねて打つ増し打ちの場合だと、約500~900円/m、足場の設置費用は上記と同じ費用がかかると見ておきましょう。

依頼する前に見積もりを出してもらうことができます。いくつかの業者の見積もりを出してもらい、費用を比較して決めるのもいいでしょう。コーキング・シーリングの劣化への対処はお早めに!

まとめ

今回は、コーキングとシーリングの違いについて紹介しました。
コーキングとシーリングの意味には明確な違いがなく、外壁の目地や隙間などを埋めて密封する目的で使われています。
今回のコラムで紹介したコーキング・シーリングの基本的なやり方を、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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