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電動工具の安全な使い方を初心者向けにご紹介します。
電動工具を使うにあたって安全な使い方を知っておく必要があります。物づくりを楽しみたい、家具を修理したいなど、あらゆるシーンで活躍する道具をこれから安心して使える状態に整えておきましょう。
その他にも作業を行う日や時間・時期のこと、盗難対策についても触れているので、気になる情報があればまとめて参考にしてください。
電動工具はハンドツールに比べると作業効率が上がる便利な道具です。近年ではプロの現場に限らず、物づくりや家具の組み立てや修理などの際に、自宅でもDIYを目的に使用する人が増えました。
そんな便利な電動工具ですが、使い方を誤るとケガや重大な事故に繋がる恐れがあります。厚生労働省が公開する職場の安全を応援するサイト「ヒヤリ・ハット事例」では、電動工具を使った災害事例として作業中に工具に巻き込まれそうになった、挟まれそうになったといった数々の危険な事例が確認できます。
そういった重大な事故を起こすことがないよう、安全に作業を進めるべく、ここでは電動工具の安全な使い方について解説します。作業を始めると手が塞がります。手が塞がってからいろいろとやるべきことを思い出して焦ることがないよう、前もって作業環境を整えておきましょう。
電動工具の安全な使い方をご紹介します。
電動工具を使う時は、あらかじめ作業場所を片付けておきましょう。作業台の上に不要な物を置いていると、道具や素材があたって物が落下したり、足元に不用な物があると引っかかって転けそうになったりと大変危険です。
作業場所にはペットや子どもが近づかないよう、ほかの家族にも声をかけておくなどの対策を取っておくことも大切です。電動工具で手が塞がることを想定して、作業環境を整えておきます。
また、外で作業をするようであれば、雨の日は避けましょう。防水タイプの電動工具も発売されていますが、雨水がかかった際に壊れないとは限りません。その上、水で手が滑るような環境下での作業は危険です。急な悪天候から身や道具を守るため、ガレージなど屋根がある場所で作業を行うと安心です。
簡単に扱えそうなものであれば、普段から取扱説明書を読むことはあまりないという方はいるはずです。しかし今回扱うのは電動工具です。一見簡単そうに見えても、ちょっとした間違った使い方が原因で、重大な事故に繋がるリスクは十分にあります。
特に電動工具を使ったことがない初心者であれば、電源を入れる順や使い方、注意事項などについて取扱説明書に記載の内容について一通り目を通しておきましょう。
電動工具を使う際は、必ず点検をしてから使い始めるようにしましょう。コード・プラグ・コネクターなどに傷みは見られないか、操作スイッチや手元スイッチはスムーズに動作するか、アース接続が必要な場合は適切に接続されているかなどをチェックします。
刃やビット部分、保護具も損傷していると、作業中に欠けたり壊れる可能性があり大変危険です。よく確認してから装着しましょう。
作業にはすぐ取り掛からず、まずは試運転を行うことも大切です。いきなり素材の穴あけやカット作業に入らず、1分程度動作をオンにしてください。この時点で異音はしていないかどうか、発熱したり煙が出るような不具合がないかどうかを確認して、問題がなければ作業に取り掛かります。何らかの危険を予知したようであれば、ただちに使用はやめてメーカーに相談しましょう。
また、電動工具の寿命は使用頻度や保管方法にもよりますがバッテリーの場合は2〜5年程度、モーターの寿命は10〜15年程度だとされています。新しく購入したばかりであれば寿命を気にする必要はありませんが、人から譲り受けた場合は既に使用年数が経っていることを考慮し、バッテリーを交換するなどのメンテナンスをしてから使い始めることをおすすめします。
電動工具を使った作業時は、保護具を身につける必要があります。まずは作業服ですが、耐久性のある素材でできたものを選ぶことはもちろんですが、回転する電動工具は袖口や裾が大きいと刃に巻き込まれる危険性があります。体にフィットしたものを選びましょう。
顔には保護メガネやゴーグルを装着します。グラインダーやチェーンソー、ハツリ作業など、顔全体への広範囲な保護が必要な場合にはフェイスガードも装着しましょう。
手を保護するためには軍手ではなく電動工具用グローブをはめます。電動工具用グローブにはいくつか種類があるので、電動工具の種類によって使い分けてください。
草刈機のような振動を伴う電動工具を使う場合は「防振手袋」を。丸ノコやチェーンソーといった刃物を使う電動工具には「耐切創手袋」を選びます。作業の危険度に合った耐切創レベルを見極めましょう。通電の恐れがある電動工具を使用する場合には「絶縁用手袋」を選ぶ必要があります。
木材やコンクリートをカットしたり削る際は、微細な粉じんを吸い込む可能性があります。 防じんマスクや防毒マスクも装着します。騒音の大きい電動工具を使うようであれば、耳鳴りなどを防ぐために耳栓やイヤーマフもあると安心です。
あとは動きやすい安全靴を履いて、長い髪の毛は束ねること。タオルや何らかの紐など、引っかかったり巻き込みそうなものがあれば中に入れ込むなど、全身の点検をしておきましょう。
夏場は暑いからといって、自己判断で軽装で作業するのは危険です。暑い時期にはファンが取り付けられた空調服を着用するのがおすすめです。熱中症にならないようにしましょう。
刈払機や丸ノコといった一部の電動工具には、安全カバーが装着できる場合があります。安全カバーはキックバックが発生しても怪我を極力防ぐことができるので、必須です。キックバックとは、刃が素材に挟まったり引っかかった反動で、急に跳ね返ってきたり素材が暴れる現象のことを指します。取扱説明書を確認して、正しく装着しましょう。
電動工具の安全な使い方についてご紹介してきましたが、使用後に清掃することも、次回安全に使用するには大切です。清掃時は完全に電源を落とした状態でブラシやハケ、エアダスターなどを使って作業時についたゴミを取り除きましょう。
あとはメンテナンスとして、可動部分がある工具には定期的に潤滑油を塗布しておくことで、摩耗を防ぎスムーズな動作を維持できます。
電動工具の多くは作業時に騒音を伴います。作業を行う時間帯は、朝は早すぎず、夜遅くは控えましょう。午前中であれば9時〜11時、午後は15時〜18時あたりには作業を済ませておきたいところです。近隣に迷惑をかけないよう、騒音対策として作業まわりをパネルやパーテーションなどで囲うのも手です。
また、近年は夏場に限らず春頃や秋頃でも気温の高い日が増えました。外での作業時期においては、作業に夢中で熱中症になるようなことがないよう、できるだけ涼しい日に、短時間で作業を終えることをおすすめします。
電動工具の安全な使い方について解説してきましたが、最後は電動工具の盗難対策についてもご紹介しておきましょう。電動工具はご自宅でDIY用に使うモデルでも、数万〜数十万と高額になる場合があります。
そこで気になるのが防犯面についてですが、電動工具に「Bluetoothスマートタグ」を取り付けてスマホと連携・管理しておくと、盗まれた可能性がある時でも位置情報を把握することができます。
そのほかにも、工具の専門店などでは、工具の防犯登録サービスを実施していることがあります。高価な電動工具を扱うのが心配であれば、こういったサービスを活用するのもいいでしょう。
今回は電動工具の安全な使い方を初心者向けにご紹介しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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