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DIYでガレージを作る基本的な流れについて解説します。
DIYでガレージを作ることに興味があるものの、段取りや固定資産税のことなどがよくわからない。そんな時に確認しておくべきことについてご紹介します。
業者に依頼するといくらかかるかといったことについても最後に触れているので、気になることがあればぜひこの機会にチェックしておいてください。
ガレージは車やバイクの駐車スペースとして、または作業道具などをまとめて置いておける倉庫としても使えることで知られています。似たようなものにカーポートがあり、いずれも屋根がついてある程度の雨風の影響を受けないという点では同じですが、ガレージの方が壁がある分何かと便利な傾向が見られます。
ガレージは車やバイクの整備用道具やDIYの収納場所としてはもちろん、作業ができる趣味の空間としても憧れている方は多いはずです。そんなガレージに興味があり、自宅の敷地内にもガレージを設置できないだろうかと考えることもあるのではないでしょうか。
そこでここでは、ガレージをDIYで作る基本的な流れについて詳しくご紹介します。次の項目では、ガレージを作る時に必要な申請や税金のことについて解説するので、作業に取り掛かる前にチェックしておきましょう。
DIYでガレージを作る時に必要な申請や税金のことについて解説します。色々な作業に取りかかる前に、まずはこちらを確認しておいてください。
ガレージをはじめカーポートや大規模な工作物を設置する際には、建築基準法や都市計画法によって「建築確認申請」が必要になります。ただし設置するにあたって、必ずしも申請が必要というわけではなく、建築確認申請が不要になるケースも存在します。
延床10㎡以下で、新築ではなく増築の場合。防火・準防火地域ではないこと、都市計画区域内ではないことなどの条件を満たせば、申請が不要になる場合があります。
これらの条件を判断・確認して、申請が必要かどうかを見極めましょう。建築確認申請は、建築士などに申請を代行してもらう方法が安心です。
専門的な内容ということもあり理解することが難しい場合は、お住まいの市町村の担当窓口に相談することをおすすめします。違反すると罰則が課されることがあるので注意しましょう。
固定資産税とは、不動産を所有している人が毎年課税される地方税です。ガレージも、次の要件を満たすと固定資産税がかかります。
土地に固定されて移動できない建築物。3方向以上が壁に覆われ屋根がある、外部と内部が遮断された建築物。倉庫や車両の保管など、何らかの目的のために使用できる空間である場合。これらの要件を満たすと、不動産登記法において建物とみなされ、固定資産税がかかる可能性があります。
一方で、固定資産税がかからない例もあります。壁に覆われておらず、屋根と柱だけで構成されている、いわゆるカーポートである場合。また、3方向以上が壁に覆われているガレージであっても、バイクガレージであれば固定資産税がかからないことがあります。
カーポートには、固定資産税がかかりません。また、3方向以上が壁に覆われているガレージであっても、物置タイプのバイクガレージであれば固定資産税がかからない可能性が高いです。
ただし、基礎工事を行い地面に固定する場合には土地への定着性が生まれることから、固定資産税の課税対象となります。
固定資産税についての線引きが曖昧であったり、理解が難しいなど相談したい場合は、お住まいの市町村の「税務部 資産税課」に問い合わせましょう。
DIYでガレージを作るにあたってあらかじめ決めておくべきことを確認しておきましょう。
ガレージでは何を保管するか、何をする場所かといったことを考えておく必要があります。目的や用途が決まったら、必然的にガレージのサイズなども決めやすいでしょう。
ガレージ作りには2つの方法があり、ひとつはゼロから作る方法。もうひとつは、リメイクで作り直す方法です。前者ははじめてガレージを設置していくことになりますが、リメイクの場合は既にあるガレージを改修するイメージです。
敷地のどこに設置するかを決め、保管するものや用途に合わせてサイズを決めていきます。その都合で、形状も決めましょう。
どれくらいの予算で材料を揃えるかを決めます。雨風に強い木材や金属を選ぶなど、良い素材を使えばそれだけ長持ちしますが、費用もかかります。これだけは外せないといった点と妥協部分を考えながら、予算を決めていきましょう。
DIYなので特にスケジュールを決めず、気ままに作業を進めたいという方も多いのではないでしょうか。しかし電動工具を使うなどの作業音は、想像以上に響きます。近隣の迷惑にならないよう、作業の時間は決めておかなければなりません。
公共工事の場合は、朝8時〜夕方17時までが一般的とされているので、その時間を目安に作業するとなれば時間が限られます。いつ頃までに仕上げておきたいという理由があれば、スケジュールを決めておくと作業が進めやすくなる可能性があります。
また、作業期間中は近隣に騒音の迷惑がかかることを視野に、一声かけておきましょう。
DIYでガレージを作る基本的な流れについてご紹介。
作業をはじめるにあたって、ガレージを建てる場所とサイズを定めます。
ガレージを建てる場所が決まったら、基礎を作る作業に入ります。ガレージは地面に直接設置する場合もありますが、基礎を作らずに建てると崩落を起こすリスクがあります。特に地盤が緩い土地の場合、地震や台風などの災害によって壊れるかもしれません。
壊れるだけであればまだ自己責任で済みますが、倒壊したガレージが近隣の建物や通行人にあたるおそれがあるため、基礎はコンクリートで固めておいた方が安心です。特に強風だと壊れた素材が飛んでいくリスクがあるので、自然災害が多い近年の状況から見て対策を取っておくことを強くおすすめします。
ガレージを組み立てます。ガレージは一から自分で組んでいく方法もありますが、キットが売られており、そういったものを活用するのもおすすめです。キットであれば手頃な価格で素材が手に入ることもあるので、とりあえず1回目はそういったものから挑戦してみるのも手です。
最近だと、組み立ての様子を動画ツールなどにアップしている人も多く見られます。そういった人の情報を参考にすると、作業に取り掛かりやすくなるでしょう。キットを販売するメーカーの公式から配信されている手順の動画なども参考になるので、チェックしてみてください。
最後に外装と内装を整えます。ガレージさえ組み立てられたら、後はガレージの寿命を長持ちさせるための外壁材を取り入れたり、内装を好みのものに仕上げていく作業に入りましょう。
外装は、ステンレス平板やトタン板が手軽で人気ですが、金属サイディング・鋼板製ガルバリウム鋼板・鋼板製ガルバリウム波板・板金ガルバビットなどの素材を取り入れると長持ちします。外装を仕上げるタイミングで、扉の取り付けも行ってください。
内装は壁面が木材でさえあれば、後は棚など好きなものが取り付けられます。パネル系であれば、木材で間柱を立てておくことで棚などが取り付けられるようになるので、好みの空間に仕上げましょう。
ガレージの設置を業者に依頼すると、車1台用の車庫の場合、費用は100〜300万。2台用で200〜400万円。3台用だと250〜550万円が目安です。木造の方が安く、鉄骨の方が高価です。まずはいくつか気になっている業者に見積りを出してもらいましょう。その中で、費用やサービスを比較して、依頼すべきかどうかを決めることができます。
DIYは自分の好きなように仕上げられるメリットがありますが、素材にはじまり電動工具も揃えることになるので、思いのほかコストがかかることがあります。手間もかかることを考えると、十分な時間が取れない場合などは、基本的なガレージの設置は業者に依頼して、内装のDIYだけを楽しむという方法もあります。ぜひ検討してみてください。
今回はDIYでガレージを作る基本的な流れについて解説しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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