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塗装剥がしにおすすめの電動工具を10種類ご紹介します。
塗装剥がしに使える電動工具は種類がたくさんあって、どれを選べばいいのかわからないという方向けに、用途に合った道具が選べるよう解説します。
作業に軟化剤は必要かどうかといった基本的なやり方についても触れているので、気になる情報があれば参考にしてください。
塗装剥がしをする必要がある場面で、ハンドツールを使うか電動工具を使うべきかで悩んだことはありませんか。ハンドツールは電源を必要としないため、自らコントロールしながら使える魅力があります。ただし広範囲にわたって力が必要な作業を長時間となれば、身体に負担がかかり、なかなか作業が進まない懸念があります。
そこで活躍するのが電動工具です。塗装剥がしに使える電動工具は種類が豊富にあり、どれを使おうか迷うこともあるでしょう。塗装剥がしは古い建物の外壁や内装、オリジナルの家具、サビや腐食が発生している部分を修復するなどあらゆる場面で使うことができます。
現場作業をはじめDIYと、用途に合ったものを選べば作業がスムーズに進められて、今後同様の作業があれば重宝すること間違いありません。
次の項目では早速、塗装剥がしにおすすめの電動工具を複数ご紹介します。作業内容に合ったものを見つけてください。
塗装剥がしにおすすめの電動工具を10種類ご紹介します。
サンダーとは、サンドペーパーや研磨用のディスクを高速で回転させることで素材を研磨する電動工具です。塗装剥がしは、塗装の種類や剥がしたい面の状況に合った番手や材質のサンディングペーパーをを装着して作業を行います。木材の表面に塗られた塗料、鉄やアルミなど金属製品の塗装剥がしにも使えるのが特徴です。厚みのある塗料剥がしにも使えます。
オービタルサンダー(手持ち)・ディスクサンダー(据え置き)・ベルトサンダー(据え置きでベルト式)と種類があり、作業効率に合わせて選ぶことができます。
振動サンダーは別名ランダムサンダーとも呼ばれ、研磨パッドがランダムに振動しながら回転する電動工具です。上記でご紹介したサンダーに振動が加わることから、滑らかな仕上げに期待できます。表面に均一な研磨力がかかることから、作業過程で素材を傷つけたくない時に向いています。家具のニス剥がしなど、塗装する前に古い塗料をきれいに落としたい場合におすすめです。
ディスクグラインダーは、円盤型の砥石(ディスク)を高速回転させることで、素材の表面を削り取ることができる電動工具です。塗装剥がしにおいては、多層に重ねられた頑固な塗料や、厚みのある塗装にも使用可能。船体やガレージといった、広範囲の塗装を短時間で剥がすことができるくらいの力を持っているため、DIYをはじめ作業現場などでも活躍します。
ディスクグラインダーには砥石をセットして塗装剥がしを行うのが基本です。最近だとディスクグラインダー用のナイロンディスクが100均で売られており、塗装剥がしに使えると話題になることがありますが、ナイロンディスクは古い塗料やワックスといった軽めの作業向きです。
電動スクレーパーは、ヘラに刃がついたような道具で、素材を剥がしたり削ったりする際に使用する道具です。ハンドツールのスクレーパーも塗装剥がしに使われることがありますが、電動工具であれば広範囲の塗装を短時間で剥がしたり、頑固に付着した厚みのある塗料を剥がすのにも役立ちます。主に平坦な面の塗装剥がしに適しているでしょう。
サンダー同様に回転式のものと振動式のものがありますが、回転式は古いペンキや壁紙などの厚い塗膜や硬い塗料の除去に。振動式は素材を傷つけにくく、細かい部分の作業に向いています。
ヒートガンは高温度の熱風を出す電動工具です。ヘアドライヤーに似ていますが、最大600℃とドライヤーと比較すると数倍もの熱風を出す特徴があります。この熱風で塗料を軟化させ、スクレーパーなどで剥がして使うことから、ヒートガンを使う場合はスクレーパーと一緒に使うのが特徴です。
油性塗料やウレタン塗料などの合成樹脂系、長年経て硬化した古い塗料も、熱を加えることで剥がれやすくなります。また、窓枠の塗装はヒートガンの熱を利用する軟化方法がおすすめ。窓ガラスを傷つけることなく剥がすことができます。
電動ドリルは、穴開けに使われる電動工具です。アタッチメントを取り替えることで、塗装剥がしとしても使えるのが特徴。古い塗料を強力に剥ぎ取るにはワイヤーブラシ、塗料を削り取るならスクレーパービットを使います。コーナ部分やネジ穴といった、サンダーでは届きにくい場所の塗装剥がしに使えるので、知っておくとお手持ちの電動ドリルが活躍することがあるかもしれません。
電動ドリルが回転運動のみであるのに対し、ハンマードリルは回転運動に加えて打撃運動も行われます。コンクリートやモルタルといった、硬い素材の表面の塗装剥がしに適しています。広範囲の作業を短時間でこなせますが、振動が大きいぶん騒音があるため、使用場所や時間に注意が必要です。
マルチツールは、先端の替刃となるアタッチメントを交換することで、さまざまな作業に対応できる電動工具です。別名、万能電動工具とも呼ばれています。塗装剥がしにはスクレーパーブレードの使用がおすすめで、材質や形状に合わせて、柔らかい塗料から硬い塗料まで剥離できます。
サンドブラストとは、圧縮空気を活用して研磨材を吹き付けることで、素材の表面を削る電動工具です。曲面や凹凸がある部分も、均一に処理できる特徴があり、再塗装をしたい時におすすめです。古い車の塗装剥がしや、コンクリートや金属の外壁塗装を剥がしたい時に向いています。特定粉じん作業に該当するため、現場作業向きです。
高圧の水を噴射することで、塗装を剥ぎ落とすことができるのがウォータージェットです。曲面や凹凸のある部分も、高圧の水流を調整することで均一に処理できるほか、コンクリートや石材の表面に付着した塗料剥がしを得意とします。水のみで作業を行うため環境負荷が少なく、人体への影響も少ないメリットがあります。
作業内容によっては資格が必要となる場合があることから、現場作業向きです。
塗装剥がしをする時の基本的なやり方について、基本的な流れをここで掴んでおきましょう。
塗装剥がしは、保護メガネ・マスク・手袋といった安全装備を行い、十分に換気のできる場所で作業を行います。塗装を剥がさない部分があれば、マスキングテープなどを貼って保護をしておきましょう。塗装に使用されている塗料の種類(油性か水性など)や、塗膜の厚さや硬さなどを確認しておきます。
ここで塗装剥がし液(剥離剤)を使用するようであれば、塗料の種類に合ったものを使って指示された時間放置しましょう。塗装剥がし液は必要かどうか、選び方や使い方については、次の項目でご紹介しているのでそちらも参考にしてください。
必要時間放置した後、もしくはヒートガンを使う場合は、塗料を熱して軟化させておきます。
下準備を済ませた後、もしくは塗装剥がし液を使わない場合は、電動工具を使って剥がしていきます。
塗装を剥がした後の処理として、必要であればサンディングやワイヤーブラシなどで表面を研磨して綺麗に整えます。剥がした塗料やゴミを掃除したら、塗装剥がしの作業は完了です。ここからはプライマーを塗ったり、また新たに塗料を塗るなどの作業に移ります。
塗装剥がし液は必要かどうか、選び方や使い方についても解説します。
塗装を剥がすにあたって、必ずしも塗装剥がし液が必要というわけではありません。長年付着している古いものや、厚く塗り重ねられており、剥がしにくいのではないかと判断した場合に使用します。スクレーパーなど、道具によっては下地を傷つけてしまう可能性がある場合にも剥離剤を使うことで、傷がつく可能性を軽減することに役立ちます。
塗装剥がし液はホームセンターなどで購入可能で、少量であれば100均などでも手に入ることがあります。DIYなどで少し使いたい場合は試してみてはいかがでしょう。100均のものは、水筒やルアーの塗装剥がしに使えることで話題になったことがあります。
製品を選ぶ際は、油性塗料には油性塗料専用の剥離剤を、水性塗料には水性塗料専用の剥離剤を選びます。ウレタン塗料なども同様で、合成樹脂塗料専用の剥離剤が必要です。
塗装剥がし液を使う際は、下地を傷つける可能性を視野に入れ、事前にテストを行いましょう。一度で剥がしきれないくらい強力で厚みがある場合は、剥離作業を何度か繰り返す必要があります。
塗布してから剥がすまでにかかる時間は製品によりさまざまです。長いものだと数日かかることもあり、製品に記載の時間を正しく守ることで剥がしやすくなります。
塗装剥がし液の捨て方は、お住まいの自治体の条例により異なります。製品によっては有害物質を含んでいることがあるため、有害物質を含んでいるものを家庭ごみとして捨てることはできません。固形化剤を使用して固めてから、産業廃棄物として処理する場合もあります。自治体で決められている条例を確認して、正しく処理しましょう。
今回は塗装剥がしにおすすめの電動工具を10種類紹介しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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