工具専門リサイクルショップ エコツール

COLUMN

コラム

2025/12/03

工具の豆知識

【初心者向け】木工用具とは?

【初心者向け】木工用具とは?

木工用具とは?揃えるべきアイテムを12種類ご紹介します。

木工用具とはどのような工具を指すのか、詳しい内容に関してと、揃えるべきアイテムについて情報をまとめました。

DIYで木材を使ってものづくりをはじめたい、学校で工具のセットが必要になった、仕事で使うかもしれないなど今後の用途に合わせて参考にしてください。

木工用具とは

木工用具とは、木材に加工を施す際に使う工具類のことを指します。木材の切断や穴あけを行う工具をはじめ、組み立てる時に使うネジ(ビス)を締めるための工具など幅広い工具類が木工用具に含まれます。

木工用具とは一般的に大工や家具職人といったプロが現場で使うイメージを持つこともあると思いますが、近年ではDIYにチャレンジする人が増えていることもあり、仕事で使うことに限らず趣味活動においても工具を買い揃える人が多くいます。

木材にまつわる歴史は長く、岩石や粘土と並んで人が最初に使った材料のひとつとされています。材料が存在するとなれば必然的にそれらを加工する道具類も古くから存在しており、人類が木を加工する工具を使い始めたのは遥か昔ですが、日本で言えば「木工」と呼べるような工具や加工技術が見られたのは縄文時代あたりからとされています。

古くから現代に至るまで、少しずつ形は変えていきながらも技術が残っている。そんな木工用具とは、令和の今の時代であれば何を揃えるべきなのか?ここでは初心者向けに、おすすめの定番アイテムをいくつかご紹介します。

これからDIYをはじめたいと考えている方はもちろん、仕事で使うかもしれないなど、用途に合わせて工具を揃えましょう。

木工用具で揃えるべきアイテム12選

木工用具とはどのようなものを揃えればいいのか?定番のおすすめアイテムを12種類ご紹介します。

さしがね(曲尺)

まずは木材に切断する位置や印をつけるための「さしがね」からご紹介しましょう。さしがねとはL字型の金属製の物差しです。L字であることにより、長さを測るだけでなく直角を測ったり勾配(傾斜)を計算する際にも使うことができます。

DIYなどでさしがねを使うことに慣れないようであれば、通常の物差しやストッパー付きの定規を使うことも可能です。

コンベックス(メジャー)

コンベックスとはメジャーの一種です。スチールなどの金属製でできており、テープが山型で自立するのが特徴。布やビニール状のメジャーとは異なり、長くのばしても手で支えることなく、ロックがかけられてピンと張った状態を保てます。

主に木材のサイズを測ったり、印をつけたりする時に活躍します。直角の線を引く場合には不向きなので、上記でご紹介したさしがねなどを使いましょう。

鉛筆

木材を切断する位置や印をつけるための墨付け(ケガキ)に使う工具を用意しましょう。身近なものであれば、HかHBの鉛筆(通常の文房具鉛筆)がいいとされており、芯のやわらかい鉛筆が便利です。

線が太くなると切断位置に誤差が生じやすいため、細く削ったもので軽く書くようにしてください。専用の木工鉛筆を使うのもおすすめです。

ノコギリ

木工用具の中でも3つの指に入るくらい定番の工具として知られているのがノコギリです。金属板の端がギザギザにカットされたものを「刃」とし、前後に動かすことで木材を切断します。

真っ直ぐカットするタイプのもの(よこびき・たてびきなど)を見かける機会が多いと思いますが、中には曲線の切断に使えるもの(まわしひき・つるかけ)といったノコギリも存在します。

電動式のノコギリもありますが、DIYなどで少し木材を切る程度であれば、手工具が安全且つはじめやすくおすすめです。作業量が多いなど効率を要する場合には、電動式も検討しましょう。

ソーガイド

ソーガイドとは、手工具であるノコギリの刃や、替刃式のノコギリの刃にセットすることで使う補助工具です。こちらを切りたい木材に固定しノコギリを動かすことで、真っ直ぐ正確に木材を切ることができます。傾斜をつけて切ることもできるので、あると便利です。

ドライバー

木材を組み立てる際に、ネジ(ビス)を締める目的で使うのがドライバーです。手工具もありますが、電動ドライバーであれば作業がスムーズに進みます。

電動ドリルドライバーを使えば、下穴開け(木材の割れを防ぐためにビスを打つ前に開ける穴開け)目的で使えるほか、締めすぎを防ぐことも可能で初心者におすすめ。長い・太いビスを使ったり、硬い木材に使う必要がある場合には、打撃が加わるインパクトドライバーが適しています。

ビット

ドライバーはビットと呼ばれる先端工具(アタッチメント)を取り替えることで、ネジ締めになったり穴開けに使ったりと、用途の幅がひろがります。電動工具は基本的にこのビットが必要ですが、手工具も先端を交換できるものが存在します。

ビットは工具とセットになって売られているものを購入する方法があるほか、別売りになっており、必要なものを取り入れる方法もあります。

クランプ

クランプとは、作業中に木材が動かないよう作業台と木材を一緒に挟むようにして固定しておくための工具です。さまざまな形状のものがありますが、C型やF型クランプといった、その名の通り英字の形状になったタイプのものが定番且つ使いやすく人気です。

木工用接着剤

木材同士をしっかり接着するために木工用接着剤を使います。ネジ(ビス)と併用することで、強度を上げることができます。屋内と屋外、どちらで使用するものをつくるのかで、適したものを選びましょう。屋外用であれば、パッケージに「屋外用に使用可能」や「雨や湿気に強い」といった表記があります。

ネジ・ビス

木材同士をくっつけるために、ネジやビスといったパーツを使用します。長さ選びが重要で、「木材の厚み+20mm以上=ビスの長さ」を意識して選びます。例えば5mmの厚みがある木材は25mm以上の長さのものを。8mmの厚みがある木材であれば28mm以上の長さのものを選ぶといいでしょう。

厚みのある木材を固定する際に抵抗が増して取付物が浮くという悩みが出てくることがありますが、そういった場合には「半ねじ」タイプのビスを選ぶと解決します。

サンドペーパー

木材表面の凹凸を削って綺麗に整える目的でサンドペーパー(紙やすり)を使います。サンドペーパーには番手と呼ばれる数字が記載されており、この数字が小さいほど粒度が粗く、大きいほど細かくなります。

粒度が細かいもので作業をし続けるのは大変なので、ある程度粒度が粗いもので削り落としてから、細かいもので仕上げると作業効率はもちろん綺麗に仕上がります。

細目(#280~#400)・中目(#120番~#240)・荒目(#40~#100)と3種類ほど持っておくといいでしょう。いくつかの番手のものがセットになって売られているものがあるので、そういったものを選んでおくと使い分けられて便利です。

作業を行う面積があまりにも大きい場合は、電動やすりを使う方法もあります。

当て木

当て木とは、手で握って持てる程度にカットされた木材や板材のことを指します。クランプを直接木材(仕上げ素材)に挟むと素材表面が傷んでしまうことから、間にかまして傷むのを防いだり、サンドペーパーを巻き付けて使ったりと何かと出番があります。

市販されているものを買うのもいいですし、木材をカットしてできた端を当て木として使うのもいいでしょう。

道具を揃える時の注意点

道具を揃える時の注意点をご紹介。

必要なものから揃える

形から入るのが好きで、たくさんの工具を揃えるところからはじめたいというこだわりがあれば問題ありません。しかし予算を決めている場合は、本当に必要なものから揃えるようにしましょう。例えば接着剤を何種類も購入しても使わないものが出てきて、使わないうちに劣化してしまう可能性があります。

保管場所について

電動ドライバーやネジ・ビスなどは、湿度が高い場所に長期間置いておくと、錆びてしまい使えなくなることがあります。キッチンや洗面所近くといった湿度の高い場所付近には置かないようにしてください。

また、子どもやペットがいる場合は、安全面を考慮して工具を工具箱の中に入れて鍵をかけたり手の届かないところで保管してください。

職場で使う工具について

これから仕事現場で使う工具を揃えようと考えている場合は、工具はどのようなものを使うのか、自分で買うのかどうかといったことをまずは職場できいてから買い揃えることをおすすめします。

買い揃えたものの、使えない工具ばかりだったということがないようにしておきたいところです。既に不要になった工具があれば、傷む前に買取店で買取査定をしてもらうのも手です。

木工用具をセットで買うのもおすすめ

今回は木工用具とは何なのか、揃えるべきアイテムについていくつかご紹介しましたが、これらのアイテムをひとつひとつ選んで買うのは大変だと感じることがあるかもしれません。

そんな時は、ご家庭で少し使う程度であれば木工用具とはセットを買うのもおすすめです。セットは必要最低限の工具が揃っており、場合によっては手頃な価格で収まる可能性もあります。

特に中学生であれば学校で木工用具が必要になることもあると思うので、セットで販売されているものもぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回は木工用具とは?揃えるべきアイテムを12種類ご紹介しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!

エコツールからのお知らせ

「昔使っていた工具の処分どうしよう…」
「倉庫の場所を圧迫している工具どうしよう…」
そのようなお悩みはありませんか?

エコツールはそのようなお悩みも解決!
エコツールなら年代・メーカー問わず買取が可能。
工具の大量お持込みも大歓迎です!

まずは実際にいくらで売れるかを、LINEを使ってチェック!

簡単ライン査定

写真と簡単な情報を送るだけでOK!
査定金額に納得できたら、いざ買取へ

【全国対応/宅配買取】

日本全国から買取申込が可能!
ダンボールに入るサイズであれば、宅配買取が便利!

詳しくはコチラから!

【愛知県内全域/出張買取】

出張買取

愛知県内であればどこでもOK!
もちろん出張費等はかかりません!
たくさん買取に出したい方、持っていくのが大変な大型電動工具などがある方は、出張買取がオススメです!

【店頭買取】

愛知県内に7店舗展開中!
トラックも止められる駐車場も完備しています!
すぐに買取へ出したい方は、店頭買取がオススメ!

▼エコツール店舗情報

▶エコツール 岡崎インター店
▶エコツール 笠寺店
▶エコツール 豊田インター店
▶エコツール 知立店
▶エコツール 岡崎岩津店
▶エコツール半田店
▶エコツール小牧インター店

工具の買取はエコツールで決まり!
ご利用お待ちしています!