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COLUMN

コラム

2022/02/26

工具のお手入れ

【初心者向け】簡単にできるチェーンソーの修理方法

簡単にできるチェーンソーの修理方法

DIYブームなどもあり、ご自宅にチェーンソーがある方も多いのではないでしょうか?

そんな中、
「最近吹けが悪いな…」
「エンジンがなかなか掛からない」
「再始動するのに手こずることが増えた」など
チェーンソーの不具合に伴う、修理の相談が増えています。

そこで今回は、初心者の方でも簡単にできるチェーンソーの修理方法について解説します。
3つのポイントを確認するだけで、簡単に修理完了!
修理店に持ち込む前に、ぜひチェックしてください!

ポイント1「良い燃料を使う」

いちばん大切なチェーンソーの動力となる、燃料周りをチェックしていきます。

燃料をチェック

当然ですが、新しい燃料を使うのがオススメです。
そのため現在調子が悪いと思われるチェーンソーに、古い燃料が入っている場合は使わずに廃棄してしまったほうが良いでしょう。

☆チェーンオイルも確認☆
意外と確認を忘れてしまうのがチェーンオイル。
チェーンオイルが入っていなかったり、古いオイルになっていると、チェーンの動きが悪くなっていきます。
そのため、燃料を確認する際に、一緒にチェーンオイルの状態も確認しておきましょう!

燃料タンクの汚れをチェック

タンクの中が汚れていないか確認しましょう!
中が汚れている場合は、洗い流して綺麗にします。

フィルターをチェック

中のフィルターは針金などで取り出して、汚れがないか確認しましょう。
汚れが酷かったり、色が茶色に変色している場合は、フィルターの取り替えが必要です。
また取り替える際は、純正品を使用するのがオススメ!
できるだけ新品に近い状態を目指すことで、次に修理する際も手間なく行えます。

ホースをチェック

燃料タンクに入っているホースが、固くなっていないかを確認しましょう。
固くなっている場合は、ホースに亀裂が入りやすくなり、燃料の吸い上げが悪くなる原因に。
その結果吹けが悪くなったり、回転が遅くなってしまいますので、早めに取り替えましょう。

ポイント2「良い空気を使う」

次にチェーンソーの空気を吸い込む、エアーフィルターをチェックしていきましょう!

細かい汚れを掃除する

使用していくうちに、エアーフィルターの周りは切り粉などで汚れていきます。
まずはフィルター周りを小さな箒や、エアーコンプレッサーを使用して綺麗にしましょう!

エアーフィルターを確認する

エアーフィルターを取り出して、掃除を行います。
キャブレターに汚れが入らないように、注意して取り外しましょう。
また取り外す際は、チェーンソーを購入した際に付属しているドライバーを使うようにしてください。
※キャブレターとは、燃料と空気を混ぜる機械の事です。

キャブレター周りを確認する

キャブレター周りのゴム類やホースが、壊れていないか確認します。
亀裂が入っていたり、固くなっている場合は交換しましょう。

ポイント3「良い火花(点火)か確認」

最後に良い点火ができるかチェックしましょう!

スパークプラグを確認

チェーンソーを購入した際に付属しているドライバーを使い、スパークプラグを取り外してください。
見ただけだとわかりにくいですが、実はチェーンソーの調子が悪い理由は、スパークプラグの不具合がほとんどです!
そのためスパークプラグを新品に交換するだけで、チェーンソーの状態を改善できる可能性がありますので、ぜひこの機会に交換してください。

※交換する際の注意点※
不具合を起こさないようにするため、新品を購入した際と同じスパークプラグで交換しましょう。
スパークプラグに品番の記載がありますので、間違ったスパークプラグを使わないように注意してください。
また交換する際は、締め付けすぎないように気をつけてください。
説明書に合わせて、締め付け具合を調整することでスパークプラグを長持ちさせられます。

スパークプラグの接続穴を確認する

スパークプラグを差し込む前に、ライトなどを利用して穴の中に傷がないかを確認しましょう。
もし傷がある場合は、チェーンソー内部の修理が必要になるため、修理店に持ち込んでの修理が必要になります。

デコンプの確認

スパークプラグの近くに、デコンプと呼ばれるボタンがあります。
デコンプはチェーンソーを手動で動かす際に、空気を少し抜く役割があり、古くなると動きが悪くなります。
そうなるとエンジンの掛かりが悪くなる原因になりますので、動きに問題がないか確認をしましょう。
※デコンプがないチェーンソーもありますので、その際は確認不要です。

やってはいけない初心者修理方法

ここからは、初心者の方がよく間違われる修理方法について解説します。

スパークプラグの点火具合を確かめる

スパークプラグからしっかり火が出るか、接続穴に差し込まずに、スパークプラグを金属部分に当てて、エンジンをかけて確かめる方がいます。
しかし、実際に差し込んだ際とは異なる点火具合になるため、確かめる必要がありません。
火災の原因になる可能性もあるため、初心者の方は行わないようにしましょう。

内部分解する

「内部をさらに見たほうがいいのでは?」と思い、細かく分解してしまう方もいますが、やめるようにしましょう!
3つのポイント以外で、初心者の方が修理を行おうとしても、かえって不具合が酷くなる可能性もあります。
もちろんチェーンソーに詳しい方なら問題ありませんが、初心者の方はこれ以上の修理を行わないようにしてください。

修理が難しい場合

簡単にできる3つの修理ポイントを説明しましたが、それでも改善できない場合は下記の方法があります。

修理店に依頼する

ご自身で修理が難しい場合は、修理店で直してもらうのも良いかもしれません。
しかし軽微な故障であっても修理費用が高額になり、新品のチェーンソーが買えてしまう金額になるというケースもあります。
あらかじめ修理に出す際は、費用がどの程度になるかを確認してから、修理依頼をするようにしましょう。

新品を購入する

修理費用が高額な場合は、新しいチェーンソーを購入する方法もあります。
その際は古いチェーンソーを買取に出してしまうのがオススメです。
しかし本当に買取ができるか不安ですよね?
そんな方は、エコツールの【LINE査定】で事前に査定金額を把握するのがオススメ!

簡単ライン査定

また意外と重たいチェーンソー。
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エコツールでは専門知識を持ったスタッフが、隅々まで商品を確認し、親切丁寧に不明点やご質問にもお答えします。
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新しいチェーンソーを購入される予定がある方は、ぜひエコツールをご利用ください!

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まとめ

今回は初心者の方でもできる、簡単なチェーンソーの修理方法について解説しました。
取り上げた3つのポイントは、日々のメンテナンスとしても活用ができるため、ぜひ大きな故障になる前に試してください。
今後もチェーンソーに関わる記事をアップする予定ですので、楽しみにお待ち下さいね!