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溝切りカッターの使い方についてまとめました。
溝切りカッターの使い方について詳しく知りたいという方向けに、用途や作業の手順について詳しくご紹介します。
また、他の似た電動工具との違いや使い分け方についてもご紹介しています。プロの作業用に、またはDIY用に、どのような工具を買えばいいのか悩んでいるようであれば参考にしてください。
溝切りカッターとは、木材に太い溝を掘ることに特化した電動工具です。木材に使える電動工具は他にもいろいろありますが、溝切りカッターは特に重量があり、DIYなどの趣味向けというよりは大工や建具職人といったプロが使う場合がほとんどです。
取り付ける刃は、一見すると丸ノコに使う円形のチップソーに似ているようですが、溝切りカッターには専用の溝を掘ることに特化した特殊な構造の刃を取り付けて使います。
用途は主に敷居や鴨居の溝加工、家具や建具などの溝加工、ほぞ取り加工などです。刃を専用のものに交換すると、レンガやモルタルなどにも対応します。
同じく「溝切りカッター」の名がついたハンドツールも存在しますが、そちらはこの電動工具の溝切りカッターとは異なり、長尺シートの溶接作業を行うために使う工具で、今回ご紹介する電動工具とはまったくの別物です。
そんな溝切りカッターですが、ここでは基本的な使い方に加えて製品の選び方、他の似た電動工具との違いや使い分け方についても解説します。木材に溝を掘る(または装飾目的で彫る)工具を探しているようであれば、参考にしてください。
溝切りカッターの使い方について解説します。※ここでご紹介する使い方はあくまで基本的な流れについてです。詳細な使い方や注意点については、製品に付属の取扱説明書を必ず確認してください
溝切りカッターの使い方について解説するにあたって、まずは作業の準備からはじめましょう。溝切りカッターは電動工具です。作業に集中できるよう、作業周辺はあらかじめ物を片付けておきましょう。作業中に物に引っかかったりすると大変危険です。
また、作業中に子どもやペットが来るようなことがないようにしてください。重大な事故にならないよう、作業場所はよく検討しましょう。
作業中は大きな音がするため、作業の時間帯にも気をつけておきたいところです。作業場所にもよりますが、人がまわりに住んでいるような環境であれば朝は早すぎず、夜遅くは控えることを心がけます。
午前中であれば9時〜11時から開始、午後は15時〜18時には作業を済ませておきましょう。作業場所に防音グッズを取り入れるのもおすすめです。
溝切りカッターで木材をカットする過程において、粉塵や大きな削りくずなどが飛び散ります。作業中は保護メガネや防塵マスクを装着し、粉塵を吸い込まないようにするなどの対策を取ってください。耳栓もあると安心です。
作業服は回転部に巻き込まれると重大な事故に繋がるおそれがあることから、袖口や裾がだぶついていない長袖や長ズボンを着用してください。髪やタオルといった、その他巻き込まれそうなものも同様で、結ぶなどして対策を取ります。
だぶつきのある軍手は使用不可です。滑り止めがついてフィット感もある、防振手袋が適しています。
加工中に材料が動かないよう、バイスを使うなどしてしっかりと固定します。
カッターを本体に取り付けましょう。この時点ではまだコンセントを挿し込まず、電源が一切入らない状態にしておいてください。
使用する溝幅に合わせて素材に適したカッター刃を選び、本体の矢印とカッター刃の回転方向の矢印が一致するように、付属のスパナなどを使って取り付けます。
取り付けられたら、カッター刃を目的の深さに調整してください。また、溝切りカッターの多くは平行定規が付属しているので取り付けます。
溝切りカッターの電源がオフになっていることを再確認してから、コンセントを挿し込みます。
溝切りカッターを平行定規の側面に押しあてるようにしたら、電源を入れてゆっくりと溝切り加工を開始します。
素材の上にカッターの先端を載せ、平行定規を材料の側面に沿わせます。カッターが素材に触れない状態で電源を入れて、回転が上昇し安定するまで待ちましょう。
回転が安定したら、ゆっくりと前方へ削り進めます。削り終わるまで、一定の速度と力で削り進めてください。溝切り加工が素材の端を完全に超えるところまで進んだら、電源を落とします。カッターの刃の回転が完全に止まるまで保持し、本体を材料から離してください。
安全のために、カッター刃を規定の位置に戻します。
作業を終えたら、そのまま溝切りカッターから離れたりせず、先にコンセントを抜いてください。
本体の熱が冷めた頃を見計らって、切りくずなどを取り除いて作業完了です。
ここまでは溝切りカッターの使い方についてご紹介しました。次の項目では、他の工具との違いや使い分け方について解説します。
溝切りカッターはプロ向けの電動工具ですが、他にDIYなどの趣味に使えるような似た電動工具も存在します。この項目では、他の工具との違いや使い分け方について解説しましょう。
トリマーは溝切りカッターと同じく、木材を削る加工ができる電動工具です。トリマー本体にビットと呼ばれる棒状の刃を取り付け、高速回転させることで削っていくのが特徴です。
木材の面取りや飾り面取り、比較的浅い溝加工、くり抜き加工などが可能で溝切りカッターに比べると小回りが利きます。パワーは他の似た電動工具に比べると少々弱めで本体も比較的小型ですが、そのぶんDIY用として使いやすいメリットがあります。
ルーターは溝切りカッターやトリマーと同じように、木材を削って加工する電動工具です。ルーターは小型であるトリマーの上位機種という位置づけにあたり、トリマーよりも本体サイズが大きく、より強力なモーターを搭載し、パワーもあります。
深い溝切りや掘り込み加工、面取りなどが可能で、硬い木材への加工など本格的且つパワフルな作業時に活躍します。
丸ノコは木材をカットする上では欠かせない電動工具としてよく使われています。溝切りカッターと同じように溝掘り加工などができますが、溝切りカッターは「溝を掘る」という作業に特化した専用工具であるのに対し、丸ノコは木材をカットするなどのさまざまな作業に対応しています。
丸ノコで溝掘りをする場合、溝切りカッターのような高い精度は得られません。溝切りカッターを使わず高い精度で溝掘りをするなら、ルーターまたはトリマーを使うことをおすすめします。
溝切りカッターの使い方や他の工具との違い・使い分け方について解説してきましたが、最後によくある疑問を元に解決策をご紹介します。
溝切りカッターをネットで探そうとしたところ、あまり商品が見つからない。そう感じることがあるのではないでしょうか。溝切りカッターは専門的な電動工具であることに加え、近年では溝切りカッターを使うシーンが減少しつつあります。
理由は和室の数が減り、洋室の需要が増えていること。そして、ルーターやトリマーで代替えできる作業が多いことなどが考えられます。少ない選択肢の中でも現在はまだ購入できるメーカーのモデルもあるので、見つけ次第使ってみてください。
溝切りカッターをネットで探したところ、中古モデルが見つかった。しかし、中古の電動工具を買ってもいいのかどうか悩む。こんな場合、電動工具を中古で販売しているようなお店であれば、購入してみてもいいでしょう。
フリマアプリなどは個人間の取引になるので、実際に動作するかどうかといった保証がありません。中古でも数万円はするようなモデルを購入したにも関わらず、取引でトラブルが起きる可能性もあるので、購入先はよく検討してください。
フリマアプリでも、販売元が有名なお店などであれば、問題なく取引が済ませられる可能性が高いです。評価もチェックして判断してください。
今回はワークライトのおすすめメーカーと製品の選び方について解説しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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