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インパクトドライバーは雨の日に使っても大丈夫なのか対策方法を5つご紹介します。
インパクトドライバーを雨の日に使ってもいいのかどうか知りたいという方向けに、防水・防滴の等級の確認方法をはじめ、濡れる環境下においてすべき対策方法をまとめました。
また、濡れてしまった時の対処方法や、故障した場合の修理に関する情報についても触れています。気になることがあれば参考にしてください。
電動工具の中でも特によく使われているインパクトドライバーですが、外で作業をしていると途中で雨が降ってくることもあるはずです。そこで疑問なのが、雨の日にインパクトドライバーを使ってもいいのかどうかについて。
結論からいうとモデルによっては使える場合もありますが、土砂降りの雨では使えないと思っておいた方がいいでしょう。
防水性に優れたモデルも発売されていますが、インパクトドライバーの内部に水が少しでも侵入するようなことがあると故障する可能性があります。ほかにも最悪の場合、感電するおそれがあるため、安易なことを考えていると自らの身にも危険が及びます。
ではどのような機能を持ち併せているモデルであれば雨の日でも使える可能性があるのか、まずは防水・防滴の等級について確認しておきましょう。
インパクトドライバーを含む電動工具が水に耐えられるかどうかは、製品に記載されているIPコード(IP保護等級)を確認する必要があります。IPコードとは、IEC(国際電気標準会議)によって定められた保護等級で、等級ごとに定められた試験に合格した場合のみ表記されています。
例えば「IP56」と記載があるモデルの場合、5が記載されている部分が防塵等級、6が記載されている部分が防水等級です。今回は雨の日に使えるかどうかが知りたいので、末に記載されている数字(IPX0〜IPX8のいずれかにあてはまる)を確認する必要があります。
IPX0の保護無しからはじまり、IPX3だと鉛直から60度までの散水に機器が影響を受けません。IPX6であればあらゆる方向からの暴噴流に対して影響を受けない耐水性があります。等級としては最大でIPX8まで存在しますが、実際のところインパクトドライバーの等級はIPX7あたりまでの製品がほとんどです。
では等級がIPX6やIPX7の製品を選べば雨の日でも使えるのではないかというと、決してそうではありません。
IPX6やIPX7に合格しているモデルでも、メーカーの取扱説明書を確認すると、故障しないことを保証するものではないこと。雨の中や水中では使わないこと。雨が降る環境下で放置しないといったことが記載されている場合がほとんどです。
等級が条件を満たしているモデルを選んだとしても、基本的に雨の日は使えないものだと思っておきましょう。とはいえ、外で作業中に急に雨が降ってきて、少し濡れてしまった。または、どうしても小雨の中、作業を行わなければならない状況下にある。こんな場合もあるはずです。そんな時はどうすればいいのか?
雨の中、インパクトドライバーを使う時にすべき対策方法を次の項目でご紹介します。自己責任で使わなければならない状況において、どのような対策を取るべきかチェックしておきましょう。
雨の日にインパクトドライバーを使う場合にすべき対策方法をご紹介。
雨の日に外でインパクトドライバーを使うなら、屋根下や軒下といった、少しでも雨がかからない場所で作業を行うことが大切です。移動できる作業であれば、雨水がかからない場所へ移りましょう。
等級が条件を満たしているモデルを選んだ場合でも、基本的に雨の日に使うことはおすすめできないということについて上記で触れました。少しでも雨による故障やトラブルを避けるには、等級が適したモデルを選んでおくべきです。
インパクトドライバーの上から被せて、ビットの先だけを出して使える防水カバーが発売されています。そういったアイテムを使って、雨から本体を保護する方法もあります。防水カバーはネットであればamazonなどで気軽に手に入るので、サイズを確認した上で取り入れてみてください。
作業をしている途中で小雨が降ってきた。切りのいいところまでは作業を終えておきたい。そんな時は、小雨の間までに留めておきましょう。大雨で雨水が滴り落ちる状態にまで至るのはよくありませんが、表面に水が少しついてすぐに拭き取れる程度までであれば、まだ間に合うかもしれません。
雨に濡れないようにと電動工具本体を守ることばかりに気を取られがちですが、雨が降って雨水がついた時は、工具を握っている手が滑るなどして自分自身の身も危険です。こういった場合は、グリップ力のある防水手袋を使うなどして、滑り止め対策をしましょう。
インパクトドライバー用に手袋を選ぶなら、グリップ力のあるニトリルゴム製のものなどがおすすめです。
雨が降ってきた影響によりインパクトドライバーが濡れてしまった場合はどうすればいいのか対処方法をご紹介。
電動工具なので、まずはすぐに電源を落としてください。この時点でバッテリーも外しておきましょう。通電を止めることで、故障や感電を防ぎます。その後、インパクトドライバーを濡れない場所へ速やかに移動させます。
室内など雨に塗れることのない場所へ移動したら、清潔で乾いたタオルの上に電動工具を載せて、水気をしっかり拭き取ってください。(※上記でご紹介した通り、必ず電源は一切入らない状態で作業を行いましょう)
水気を拭き取ることができたら、カバーなど開けられる部分を全て開けておきます。
風通しのいい場所に置いて、よく乾燥させましょう。1日以上置いておき、完全に乾かし切ることが重要です。風通しをよくするために、扇風機をつけるなどして風をおくるのも効果的です。
水没させてしまった場合も同様の対処方法を行うことになりますが、雨が少しかかって軽く拭き取る場合とは条件が異なります。水没した時は数日かけて乾燥させるくらい徹底することをおすすめします。
工具が水濡れによって故障してしまった場合は、メーカーに相談しましょう。修理の受付内容はメーカーにより異なりますが、依頼できる可能性があります。
取扱説明書を確認すると、雨の中や水中では使わないことについて記載があるモデルがほとんどです。本来保証を受けるには購入日時がわかる保証書やレシートなどが必須ですが、今回の場合は保証外となる使い方による故障であるため、自己負担で修理を申し込むことになります。
修理費用がいくらになるか見積りを出してもらい、新しく購入するのとどちらにすべきかを検討してください。長年使っている本体であったり修理費用が高価であれば、今後長く使っていくためにも買い替えた方がいい場合もあります。
今回はインパクトドライバーについてご紹介しましたが、他の電動工具も同様で、雨に塗れるのは致命的です。保管時も湿気がある場所は不向きなので、できるだけ乾燥した環境に置くなどして品質を保っていきましょう。
修理の依頼は取扱説明書、または製品の公式ホームページに記載の修理情報を確認しましょう。修理の依頼方法や、連絡先が載っていることが多いです。取扱説明書には日常的な工具の手入方法などについても詳しく載っています。目を通しておくと、長く使っていけるようなヒントが得られることもあるので、この機会にチェックしてみてください。
今回はインパクトドライバーは雨の日に使っても大丈夫なのか解説しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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