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ステンレスパイプを切断する工具6選とそれぞれの特徴についてまとめました。
ステンレスパイプを切断する工具は複数あります。肉厚でも対応できるのか、切断するスピードなど、道具ごとに異なる特徴を詳しくご紹介します。
また、仕上げのバリ取りに使う道具についても触れているので、仕事はもちろんDIYでも使いたいと考えているようであれば参考にしてください。
ステンレスパイプ(SUS)とは、鉄を主成分とし、表面をクロム(Cr)の酸化被膜で覆うことで耐食性を高めた長い円形の管です。水道関係はもちろん食品・医薬品製造ライン、建築材料や自動車部品に至るまで幅広い分野をカバーしていることで知られています。
身近なものを挙げるとすれば、物干しパイプやクローゼットのハンガーパイプなどに使われており、日常的に見たことがあるのではないでしょうか。
軽量でありながら高い強度と耐久性を持ち、長寿命です。クロムの含有量により特性が変わることから、用途により使い分けやすいメリットがあるほか、表面が滑らかで清掃しやすく衛生的でもあります。
ただしステンレスパイプは熱伝導率が低く、熱がこもりやすい傾向もあります。工具側も温度がどんどん上昇していき、その結果、どちらも傷む可能性があります。そういった点から、切断工程において熱が逃げやすいよう、材質や加工用途に応じた使い分けが必須です。
そこでここでは、ステンレスパイプを切断する工具について、特徴に触れながら複数ご紹介します。ステンレスは強度に優れている一方で加工が難しい傾向があります。
仕事で作業を行う際もそうですが、特にDIYで切断をしようと検討中の方は、ショップや業者に依頼する方法もあります。依頼方法について最後の項目で触れているので、自ら切断することが難しいと判断した場合にはそちらも参考にしてください。
ステンレスパイプを切断する工具を6種類ご紹介します。
金属用ノコギリ(金ノコ)は、手軽にステンレスパイプを切断できる工具です。一本持っておくと作業時に役立つ可能性のある定番の手工具で、DIY用としてもおすすめです。
ただし薄いパイプを切る時に使うのが精一杯で、肉厚なパイプを切断する際には不向きです。切る本数が多い場合など作業効率を重視する現場においては他の工具をおすすめします。100均でも手に入ることがありますが、切れ味が悪いと滑って怪我をするおそれがあるので注意が必要です。
パイプカッターとはその名の通りパイプ専用のカッターです。片側に切断するための丸刃、もう片側にはローラーがついたC型の隙間にパイプを挟み、一定方向にパイプカッターを回転させることで少しずつ刃を食い込ませながら切断していくのが特徴。
C型の隙間に入るパイプであれば使用可能です。切断くずが発生しないため、作業時もスムーズです。ゆっくり切断していくためバリが出にくいメリットがあるものの、時間がかかるので、大量に切断したい場合などには不向きです。比較的リーズナブルで、プロの作業現場はもちろんDIY初心者にも扱いやすくおすすめです。
レシプロソーは細長いブレードを往復させることで素材を切断する電動工具です。片手で握って使える手軽なサイズ感で切断スピードも比較的速く、本体価格も安いモデルであれば10,000円以内で購入できる可能性があります。キックバックや巻き込みなどの危険性が低く、その点では安全に作業できる魅力があります。
その代わりブレードを往復させる過程において刃の振動で切断面が荒れやすく、大きなバリが出やすいデメリットも。
ディスクグラインダーは円盤型の砥石(ディスク)を高速回転させることで素材を切断したり研磨する電動工具です。パワーがあり切断スピードが速く、作業効率が高い部類です。本体は比較的コンパクトで握りやすく、価格も10,000円前後で購入できて電動工具としては手頃でしょう。
ただし火花が飛び散り、粉じんが多く発生します。そうなると必然的にバリも発生しやすい傾向が見られます。切断時は振動により曲がりやすいので、真っすぐ切断したい場合にはグラインダースタンドを使うといいでしょう。
チップソーカッターは鋼材切断用のチップソーが回転することで素材の切断を行う工具で、ステンレスパイプに対応します。
切断の際はスピードが速く切断面も比較的きれいで、バリも少ない傾向です。切削くずから放熱もされるため、焼け(熱変色を起こす現象)が発生しにくいメリットも。今回ご紹介する中では最もバランスよく機能を備えていることから、プロの作業現場においておすすめです。
パイプの直径に合わせて本体を選ぶ必要があるため、太いパイプを切断する際はより大きなチップソーカッターが必要になります。素材がステンレスということもあり、専用の刃は高価です。パイプの厚みによっては、チップソーをマメに交換しなければならない可能性があります。
バンドソーは、帯になったノコ刃が一方向に回転することで素材を切断する電動工具です。切断スピードが速いことに加え、切断面が非常にきれいでバリも少ないことから、ステンレスパイプを切断する工具のひとつとして重宝されています。
手持ちタイプと据え置き型がありますが、いずれも他の工具と比べると大型で高価です。DIY用として導入するには不向きで、プロの作業向けです。
ホームセンターでは、どんなステンレスパイプを切断する工具の取扱いがあるのか知りたい。今日中、または明日にでも使いたい。実物を見て購入したい。こんなこともあるのではないでしょうか。
今回ご紹介した工具の中だと、金属用ノコギリやパイプカッターといった手工具であれば、店舗で手に入る可能性があります。曲げ加工を行うパイプベンダーなども一緒に購入できる可能性があるので、必要であればチェックしてみてください。
その他の電動工具になると、実店舗で手に入るかどうかは店により異なります。例えば大型のホームセンターであれば店頭に並んでいることもありますが、そうでなければ取り寄せになることも。
実物を見る必要はないと考えているようであれば、ホームセンターの公式通販サイトや、amazonなどのネット通販サイトからほしいモデルを購入する方法が手軽でおすすめです。電動工具は使い勝手や安全面を考慮して、有名なメーカーの製品を選んでおくと安心です。
ステンレスパイプは強度に優れていることもあり、加工が難しい傾向があります。特にDIYで切断をしようと検討中の方は、不慣れな作業で怪我をしないよう注意が必要です。
今回作業でちょっと工具を使いたいだけで、後は使う予定がない。そんな場合であれば、ステンレスパイプの切断をショップや業者に依頼する方法もあります。
切断にかかる料金は店により異なり、パイプそのものを通販で購入するのと一緒にカットサービスがついてくる場合があります。現時点でまだパイプを購入する前であれば、ぜひそういったサービスも見逃さずチェックしてみてください。
ステンレスパイプを切断した後は基本的にバリ取りを行う必要があります。バリをそのままにしておくと見た目がよくないことはもちろん、組み合わせる部品の精度が低下したり、摩耗を早めるおそれがあります。最後におすすめの工具を3つご紹介しましょう。
パイプリーマーは、パイプの端に差し込んで回転させるだけで、管の内径部と外径部のバリ取りができる工具です。最も手軽でおすすめです。必ず「ステンレス用」と書かれたものを選んでください。
電動ドリルやインパクトドライバーといった電動工具に取り付けて使用するのがリーマーです。複数のバリ取りをこなす必要がある場合は、こちらがおすすめでしょう。
バリ取りスクレーパーは、パイプの内側のバリをきれいに取り除きたいときなど、ピンポイントで細かな作業ができるのが特徴です。ステンレス用のブレードに交換して使いましょう。
今回はステンレスパイプを切断する工具6選とそれぞれの特徴についてまとめました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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