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コラム

2025/11/25

工具の豆知識

竹を切る工具7選!安全に作業を行うコツも紹介

竹を切る工具7選!安全に作業を行うコツも紹介

竹を切る工具を7種類ご紹介と安全に作業を行うコツや適した時期についてもまとめました。

竹を切る工具にはどのようなものがあるのか、伐採におすすめのものを特徴に触れながらご紹介します。

また、安全に作業を行うコツや伐採に適した時期、業者に依頼する方法などあらゆる情報について解説しています。気になることがあれば参考にしてください。

竹を切りたいそんな時に

竹は伸びるのが非常に早い植物です。日本に生育しているマダケやモウソウチクといった品種の場合、1日で最大1メートル以上伸びたという記録もあり、放置していると全体で10メートル以上も成長することから早い段階での手入れが必要になります。

伸びるのをそのまま放置しておくようなことがあれば、台風がきた際に強風で倒れる可能性があるほか、倒れると近隣の家屋を傷つけたり、走行中の人や車を巻き込む重大な事故を起こすおそれもあります。

そういったこともあり、竹が生えている場合は定期的な手入れが必須です。しかし竹は硬くて丈夫な素材です。自ら切るには専用の工具を使わなければなりません。そこでここでは、竹を切る工具をご紹介します。まずは切るのに適した時期や、伐採する場所のことについてもご紹介するので確認しておきましょう。

竹を切るのに適した時期はいつ?

竹には切るのに適した時期が存在します。一般的には水分量が減って成長が休まる10〜11月頃が切るタイミングとされており、積雪が多い寒冷地域では雪が降る前までに。温暖地域であればもう少し後でも問題ない場合もあります。※その年ごとに気温は上下するため、様子を見て作業をしてください

竹を切る場所や伐採届について

竹を切ってもいい場所は、基本的に自分の土地に限られます。ただし令和5年4月1日の民法の改正により、越境した竹をどうすればいいのかについて扱い方法が変更されました。

切除するよう催告したにも関わらず、期間内に切除しない場合。または、竹の所有者を知ることができない場合や急迫の事情がある場合に限っては、越境された土地の所有者が枝を自ら切り取ることが可能となりました。

こちらは令和5年時点の情報のため、今後内容は変わる可能性があります。切る必要がある場合は、作業に入る前に再度民法を確認することをおすすめします。

竹を切る工具4選~手工具~

竹を切る工具の中でもまずは手工具を4種類ご紹介。

ノコギリ

ノコギリは、鋼板に鋸刃(のこば)がついた手工具です。前後に刃を動かして木を切る目的で使われることが多いですが、一般的なノコギリを使うと刃が動かなくなったり、欠けたりする可能性があります。必ず竹を切る工具として専用のものを選びましょう。家に置いておくぶんには手軽でおすすめですが、労力を伴うことから本数が少ない場合や、直径が細めの竹を切る場合などに留めておきましょう。

柄鎌

柄鎌(えがま)とは、別名ひつ鉈などとも呼ばれる山林の伐採に使われる工具です。先端が鎌のような形状をしているのが特徴で、細い竹であればノコギリよりもスムーズです。周辺に生えた雑草も一緒に刈り取ることができて便利です。ただし直径の太い竹になると、同じ手工具であれば時間がかかってもノコギリを使う必要も出てきます。

鉈(なた)とは、幅のある厚い刃物に柄をつけた工具です。こちらは竹の稈(かん)を切るものではなく、細い枝や枝葉を処理する際に使います。本体を伐採する必要があれば、他の竹を切る工具と併用して持っておくといいでしょう。

ハサミ

剪定バサミや植木バサミといった園芸用のハサミを一本持っておくと、枝葉の処理などに使えて便利です。鉈よりも手軽なので、初心者にもおすすめです。

[その他]ものづくりに使う手工具

今回は竹を伐採目的で切ることを目的とした工具を中心にご紹介していますが、竹細工や竹工芸などものづくりに使う手工具もあります。ものづくりには割る目的で使う竹割り包丁、削り出しなどに使う切り出しナイフ、面取り包丁などが使われます。

竹を切る工具3選~電動工具~

竹を切る工具の中でも電動工具を3種類ご紹介。

レシプロソー

レシプロソーとは、細長いブレードを往復させることで素材を切る電動工具です。竹を切る工具としても使うことができ、次にご紹介するチェーンソーほどではないものの、少ない労力で伐採できます。ブレードは竹伐採用のものを取り付けて使う必要があります。

チェーンソー

チェーンソーは、カッティングを行う刃が連なったものを高速回転させることで切断を行う電動工具です。今回ご紹介する竹を切る工具の中では最も竹をスムーズに切ることに長けていることから、直径の太い竹を切る工具としても向いています。

エンジン搭載モデルと充電式モデルがありますが、エンジン式は本体価格と燃料費がかかるものの、耐久性があることからコスパに優れています。充電式は初期費用がかかりますが、充電して使える手軽さやエンジン作動音が小さい傾向です。状況に合わせて選びましょう。

草刈機

草刈機を竹の伐採工具として使うことが可能です。この場合、必ず竹用のチップソーを取り付けて使ってください。切る際にパワーが必要になるので、エンジン式がおすすめです。エンジン音が気になるようであれば、住宅地の近くでは使いにくい可能性があります。

工具が買える場所について

今回ご紹介した工具は基本的にホームセンターや工具専門店で購入することができます。特に手工具に関しては、店舗で取り扱っている可能性が高いでしょう。

電動工具に関しては取扱いがあるものの、選択肢が少ない可能性があります。希望する条件を満たすモデルが見つからなければ、店舗で取り寄せられるか相談、もしくはネット通販サイトを利用して購入することになります。

製品を選ぶ際はサイズ感や重量は必ずチェックしてください。使いにくいと作業に影響が出ます。また、有名なメーカーの製品を選んでおくと安心です。

竹を切る方法と安全に作業を行うコツ

竹を切る方法と安全に作業を行うコツについてもご紹介。

竹を倒す方向を決める

竹を切るにあたって、まずは倒す方向を決めます。障害物がなく、切った後に搬出しやすい方向に倒すのが理想です。倒れそうになっている方向へ倒すことも重要です。斜面にある場合は伐採した竹が滑り落ちないよう、斜面に向かって横方向、または斜め下へ向かって倒してください。

竹を切る方法

竹を切る時は、できれば練習を兼ねて、短く細めの竹から切り始めることをおすすめします。細めの竹であればノコギリを使うことが可能です。刃を株元に水平にあてたら、引く際に力を込めて切っていきます。片方の手で竹を持ち、刃を入れる反対方向に稈を押すようにすると、切り口が開いてノコギリが引きやすくなります。

直径が10センチ以上ある太い竹であれば、チェーンソーがおすすめです。倒したい方向に直径の1/4ほどの深さで受け口となる斜めの切り込みを入れたら、今度は反対側から追い口となる水平な切り込みを入れて、手で押し倒します。

作業時は、周辺に人がいないかどうか、物がないかどうかを確認しながら進めてください。

枯らすには?

竹を根元から枯らすには、除草剤を使う方法があります。生命力が強いことから、地下茎まで枯らすことのできる強力な除草剤を使う必要がありますが、完全に枯らすには効果的です。(※環境によっては一度では枯れず、何度か繰り返す必要も出てくる可能性があります)

「1m切り」といって、休眠期である11月後半〜2月に、1mの高さで伐採することで枯らしていく方法もあります。この方法を何年か続けると枯れていきます。

業者やボランティアに依頼する方法もあり

自ら伐採することに自信がなかったり、作業時間が確保できない場合は、業者に依頼する方法もあります。

口コミ情報などがあれば、チェックもしておくと安心です。

また、伐採した竹を資源として活用することを目的とした団体による、ボランティアもあります。ボランティアとはいっても費用はかかる可能性がありますが、伐採後の竹を引き取ってもらえることがあるので、内容をよく確認した上で申し込みを検討してみてください。

まとめ

今回は工具の収納アイデアを場所別に6パターンご紹介しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!

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