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空調服の選び方について注目すべきポイントを7つご紹介します。
空調服の選び方を詳しく知りたいと考えている方向けに、ファンの風量やバッテリーのこと、服の機能面など押さえておくべき情報を詳しくまとめました。
また、熱中症を予防して少しでも涼しく過ごすために併せて使いたいグッズのことについても最後に触れているので、暑い時期を安心して乗り越えられるようぜひチェックしておいてください。
空調服とは、バッテリーで駆動する小型ファンを内蔵した作業服です。ファンを回すことで外気が服の中に取り込まれ、汗を蒸発させて身体の温度を下げるので、涼しく快適に過ごすことができます。建設や土木といった炎天下での現場をはじめ、冷房設備がない運送や配送作業など、夏場には暑さ対策としてこういった専用の作業服の着用が主流になりつつあります。
プロの作業現場はもちろんですが、つい気を抜きがちな趣味でDIYを楽しむ時やガーデニングなどを行う際にも、空調服を着ておくと熱中症対策になるのでおすすめです。
ここでは、空調服の選び方をはじめ、熱中症を防いで涼しく過ごすコツやおすすめグッズについてもご紹介します。次の項目では空調服の組み合わせや互換性について解説するので、実際に購入する時はどうすればいいのかを確認しておいてください。
空調服の選び方についてご紹介する前に、まずは組み合わせや互換性について解説します。
空調服は、「服(作業服)」「ファン」「バッテリー」と3つのアイテムで成り立っています。この3つがなければ空調服として機能しません。
空調服の多くは、ファンとバッテリーを含む3点セットで売られているものが多いですが、別売りされている場合もあります。必ず付属品を確認してから購入してください。
空調服は作業服メーカーのものやホームセンターのオリジナル商品として販売されているものなどがありますが、ファンとバッテリーは別メーカーのものを取り付けることを想定して販売される傾向があります。
服(作業服)とファン・バッテリーが別々のメーカーの品である場合、気になるのが互換性についてではないでしょうか。例えば元々使用していたファンが壊れて、新しいファンを取り付ける際であれば、同じメーカーのモデルであれば互換性がある可能性は高いです。
ただし、新しい製品がリリースされた都合で確実に合うとは限りません。ファンのみを買い替える場合は、元々使用していた商品の型番を確認し、メーカーの公式サイトや商品説明をよくチェックしてから買い替えるようにしましょう。
ファンの外径が合うものであれば、メーカーが異なるファンでも装着できるとの意見もあります。しかし違うメーカーのファンを取り付けた際の破損はメーカーの保証対象外になるほか、万が一外れて落ちるなどの事故が起きるリスクもあります。基本的には同一メーカーのものを取り付けることをおすすめします。
そして「ファン」と「バッテリー」を組み合わせる時も、故障を防ぐために必ず同一メーカーのものを選ぶようにしましょう。
空調服の選び方について注目すべきポイントを7つご紹介します。※職場で着用する場合はここでご紹介する情報に限らず、職場の規定も確認して選ぶようにしてください
空調服のファンは、毎秒60L以上の最大風量を送風できるものがおすすめです。最近は安くても75Lほど送風できるモデルが発売されていますが、購入の際は念のために風量を確認しましょう。風量が調節できる製品を選んでおくと、気温や作業内容に合わせて使い勝手がよくなります。
作業時にかかる時間を計算し、作業の間はバッテリーが持つかどうかを見極めておきましょう。製品には、15Vの電圧で使用すると約8時間、24Vの電圧で使用した場合には約1時間といった記載があります。
ボルト数が高いほど風量は強くなる一方、その分バッテリーの消費は早くなるので、ボルト数と使用時間のバランスを見て自分に合った選び方をしましょう。
いくつかある空調服の選び方のポイントの中でも、意外と見落としがちなのがファンの取り付け位置についてです。ファンは腰の部分に付いているのが一般的ですが、中には上部やサイドにファンがついていることもあります。
ハーネスや腰袋などを装着するようであれば、背面ファンを。フォークリフトの運転時など、背もたれでファンが隠れるようであれば、サイドについたタイプがおすすめです。しっかりと空気が取り込める位置選びをしなければならないので、作業時の様子を思い出しましょう。
空調服には「ベスト」「半袖」「長袖」と3つの服の形状があります。ベストは腕や肩が動かしやすく、袖がないぶん軽量です。半袖タイプはアームカバーと相性がいいので、袖まわりが作業着でもたつくのが気になる場合などに適しています。
そして最も涼しく過ごせるのは実は長袖タイプで、作業服内を空気が循環し、上半身全体を効率的に冷やします。腕を覆い隠すので、UVカット機能付きのものなどを選んでおくと日差しが強い日でも快適に作業ができるでしょう。
服の素材によって、特徴や機能性が異なります。摩擦に強く耐久性のある素材を選ぶなら「ポリエステル100%」を。火花が発生する現場で使うなら、「綿100%」を選びましょう。
防水性や耐寒冷性、耐薬品性に優れている素材として「ナイロン」もあります。綿とポリエステルのいいところを兼ね備えた素材として「ポリエステル混紡」を選ぶと、高耐久且つ高通気性があり、防シワ効果にも期待できます。
空調服は服の中で空気をしっかり循環させる必要があります。そのため、普段着ている作業服よりは一回り大きなサイズを選びましょう。
元々空調服は、通常の作業着よりもやや大きめに作られていますが、人によっては風が循環しているようには感じられない場合があります。普段Mサイズを着ているようであれば、空調服はLサイズを選ぶことをおすすめしますが、詳細なサイズを確認した上で決めましょう。
また、襟元や袖口から風が抜けてしまうと、涼しさが感じられなくなります。襟元や袖口はある程度閉じられるものを意識して選びましょう。
使用する環境や作業内容に合わせて、安全機能も考慮しましょう。空調服に取り付けられているファンは、周囲の空気を取り込みます。溶接といった火花が飛ぶ場所などでは、難燃性素材を選ぶことはもちろん、火花が服の中に入り込んで重大な事故を起こすリスクがあることからファン部分に金属フィルターを装着しましょう。
また、電子部品を扱う工場など、静電気による引火や機器の誤作動を防ぐための対策には帯電防止機能の備わったファン付きの空調服(および帯電防止機能に対応した素材の空調服)を選ぶ必要があります。
安全機能は空調服の選び方の中でも特に重要なので、現場で使用する際は仲間と情報を共有しあって選ぶようにしましょう。
ここまでは空調服の選び方について解説してきましたが、最後に熱中症を防いで涼しく過ごすためのコツやおすすめグッズをご紹介します。空調服と併せて取り入れてください。
ヘルメットにもファンが取り付けられるほか、元からファンが内蔵されているヘルメットもあります。これらは送風をおくることで温度を下げますが、ヘルメットの内側に取り付ける小型の保冷剤(冷却パック)も発売されているので、いろいろ試して自分に合う冷却方法を見つけるといいでしょう。
首元には太い血管が走っています。火照った体をできるだけ早くクールダウンさせたい場合は、その首を冷やすのが効果的です。電動タイプのネッククーラーや、保冷剤を入れて使うネックバンドも使いやすくおすすめです。
空調服の中に着るインナーは、夏場は接触冷感素材や吸汗速乾性の高いものを選ぶことで、涼しく快適に過ごせます。
熱中症予防には、塩分や水分の補給が不可欠です。飲み物であれば、ミネラル入り麦茶がおすすめですが、大量に汗をかいたり軽度〜中等度の脱水状態に陥った際には、電解質と糖分などがバランスよく配合された経口補水液が効果的です。
食べ物であれば、塩分の入った飴やラムネ、梅干しなどもおすすめです。※過剰な摂取はせず適量に留めておきましょう
熱中症対策には規則正しい生活習慣を心がけることも大切です。暑い時期は特に空腹で過ごさず朝食は食べるようにして、睡眠不足にならないよう睡眠時間は確保するようにしましょう。
今回は空調服の選び方について注目すべきポイントを7つご紹介しました。
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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